日本女子プロ野球リーグ

2010年04月26日

日本女子プロ野球リーグ、開幕シリーズを終えて

開幕戦報道

昨日(25日)は、女子プロ野球リーグ第二戦を取材後、
大急ぎで新幹線に乗り、無事に帰京。

さて、23日の開幕戦を報じる24日のスポーツ紙を全紙購入。
関西版ということもあって、どれも大きく報じられていた。

「歴史的な日」というフレーズが目立つ紙面において、
まさに「歴史的な投球」を見せた小西投手の好投。
これまで小西さんのピッチングをいろいろと見てきたけれど、
今までで一番の投球だったように思う。

昨日、球場で話を聞くと、

「いくつか甘い球があったので、まだまだです」とのこと。

新リーグのエースとして、これからも頑張ってほしい。


今回、開幕戦はもちろんのこと、僕が見たかったのが、
実はこの日の第二戦だった。


開幕戦に多くのメディアが訪れるのは当然だし、
上に挙げたような報道も事前にイメージできた。

そして、選手たちのプレーは生き生きとしていたし、
みんな集中的なトレーニングを積んだせいか、
誰もが一段とレベルアップをしていて大いに期待を持った。


で、問題は第二戦。
観客、報道陣はどの程度、訪れるのか。
そんな思いで見つめたこの試合。

開幕戦の観衆は2295人で、第二戦は2098人。
若干、数字は落としたものの、
快晴の日曜日の昼下がり、熱心に声援を送る人が多く、
球場全体が熱気に包まれているいい環境だった。

報道陣は、予想以上に少なかった。
初戦は超満員で入りきれなかった記者席が、
この日は、数名の記者だけで寂しかった。

でも、試合は初戦にも増していい試合だった。

高校時代には故障のため思うように投げられなかった
京都の駒谷麻妃投手が実に粘り強い投球を続け、
兵庫の小久保志乃投手も快調に飛ばす投手戦となった。

結果は新原選手の決勝打で、兵庫の2連勝となった。
でも、京都の粘り強さは今後に生かされるはず。
2チームしかないのだから、両チームが拮抗しないと、
リーグ自体の盛り上がりにも影響するので、
ぜひ京都には、踏ん張ってほしい。


今朝の東京版日刊スポーツには、
わずか1行の結果しか掲載されていなかった。
ちょっと残念だけれど、だからこそ、
関西圏にお住まいの方には、ぜひ、生で見てほしい。
今朝の新聞を見ながら、つくづくそう思った次第。


追伸
今週水曜発売の『週刊ベースボール』に、
開幕戦の試合レポートを書きました。
よかったら、ぜひご覧ください。











shozf5 at 12:54|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2010年04月23日

日本女子プロ野球リーグ開幕! 〜いざ、京都へ!〜

開幕ポスター

さぁ、本日いよいよ日本女子プロ野球リーグ開幕!

昨年8月の設立記者会見から、約8カ月。
選手、関係者たちの奮闘ぶりには頭が下がる思い。
心から敬意を表したいという思いでいっぱい。

しかし、お客さんにとってはこれまでの過程は関係ないし、
これまで女子野球界が困難な環境下におかれていようと、
お金を払って来場する以上は、男子プロ野球NPBと、
同じ土俵上にいることには変わりない。

ぜひ、雨など降らず、選手たちの全力プレーが、
「わかさスタジアム京都」で展開することを祈りたい。

昨日、何人かの選手に連絡を取った。
みな「緊張していません。むしろ楽しみです」と
元気に明るく語っていた。
ぜひ、グラウンドで元気に躍動してほしい。


さぁ、そろそろ新幹線に乗るとしよう!
はたして、どんな一日となるのだろうか?






shozf5 at 08:29|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2010年04月22日

女子プロ野球開幕戦、地上波放送に出演します

開幕告知!

いよいよ、明日(23日)、女子プロ野球リーグが開幕する。
正直言って、関東ではまったく報道されず、
リーグ発足のことを知っている人はほとんどいない。

関西の知人に聞いてみると、「知ってるよ」という人が数名、
「長谷川さんのブログで読んだ」という人が数名、
「知らない」という人も何人かいた。


上に掲げた写真は、先日博多に行ったときに、
たまたま見つけたバス停での広告。
九州での認知度は高まっているのだろうか?

さて、明日の開幕戦、何と地上波で放送される。
関西ローカルのみで、時刻は3:40開始という、
かなり深い時間での録画中継だけれど、
それでも、地上波放送というのはすごいことだと思う。


……で、


この放送に、ゲストとして呼ばれた


「解説者」というほど偉そうなものではないけど、
これまで女子野球を取材してきて感じたこと、
今まで、女子野球にもらった多くのこと、
そんなものを、少しでも視聴者の方々に伝えられれば。
そんな思いと責任の重さを感じているところ。


これまでラジオに出たことはあったけれど、
テレビでちゃんとしゃべれるのだろうか?



幸いにして、抱えていた大きな仕事はひと通り終了した。
明日から、新たな仕事が始まるけれども、
本格的に忙しくなるのは、おそらくGW明けから。

ということで、明日の開幕戦と25日の第2戦は、
存分に新しいリーグの門出を満喫したいと思う。

関西にお住まいの方、拙いしゃべりとなりますが、
ぜひご覧いただき、少しでも興味を持っていただければ幸いです。







shozf5 at 03:10|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2010年04月21日

『日本女子プロ野球リーグの挑戦』を読んで!

日本女子プロ野球リーグの挑戦 ~ガラスのスパイクを届けに~日本女子プロ野球リーグの挑戦 ~ガラスのスパイクを届けに~
著者:戸高真弓美
販売元:出版文化社
発売日:2010-04-23
クチコミを見る

今日は、昼からロケ取材の予定。
で、準備をして出かけようとしたところに宅急便。
ずっしりと重かったので、すぐに「書籍だな」とわかった。

中身は、上記の本。

この本を出版することは聞いていたし、
僕も少しだけ関わっていたのだけれど、
どのような本が完成したのかは知らなかった。

出かけるまでには時間があったけれど、
早めに外出し、目的地に着いた後に、
さっそく、近くのカフェで熟読。

今日は、タレントさんの取材だったけれど、
撮影も取材も無事に終わったので、続きを熟読。

で、先ほど、一気に読み終えた。

昨春からのプロリーグができる過程はつぶさに見ていたし、
登場する人たちも知っている人ばかりなので楽しく読んだ。

この本を読んでもらった人たちの多くは、
女子野球に関心や興味を持ってくれるだろう。

小さな一歩だし、地味な道のりではあるけれど、
ライターができるのはこういうことなのだ。
そんな気持ちを、改めて掻き立てられた次第。
僕も、これからもきちんと取材を続けたい。
そんな気持ちを、改めて誓い直した次第。

ぜひ、ご一読を!


女子プロ野球リーグ開幕まで、あと2日!






shozf5 at 17:52|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年12月08日

アポなし、日本女子プロ野球機構へ!

応援フラッグ!

昨日(7日)、大阪での取材終了後、
そのまま新幹線に乗るか、それともミナミで軽く呑むか、
ちょっと迷ったけれど、「あっ、そうだ!」ということで、
京都まで足をのばすことにした。

目的は、日本女子プロ野球リーグ機構へ、
名目は表敬訪問というのか、陣中見舞いというのか、
でも、本音は、フラッグへの応援コメント書き(笑)。

事前のアポ入れもせず、突然「今から行ってもいいですか?」
という「大人」らしからぬ訪問ながら快く迎え入れてもらえた。

ということで、さっそく、応援メッセージを書き、
現時点での進捗状況を伺い、一時間ほどで事務所を後にした。

年内、年始と新しい発表があるようなので楽しみに待ちたい!


shozf5 at 15:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

伝説の女子プロ野球選手、高坂峰子氏に会いに行く

高坂峰子氏 (2)

大阪に行っていた。
目的は、戦後の混乱期のわずか数年の間だけ
存在していた女子プロ野球リーグの所属選手に会うため。

大阪の法善寺のすぐ近くで喫茶店を営む高坂峰子さん。
もちろんお名前は存じ上げていたけれど、
ゆっくりとお話を伺うのは、今回が初めて。

事前に「戦後の女子プロ野球」に関する本を
数冊読んではいたけど、やはり実際に体験された方の、
生の発言は、リアリティに富んでいて刺激的だった。

高坂さんのすごいところは、当時の記憶が鮮明なことと、
チームの勝敗の記録や、当時の新聞記事、写真などを、
きちんと整理されていることだ。

だから、手元の写真や資料を見ながら、
生き生きと情景が浮かんでくる話をすることができる。

すでに70歳を過ぎて数年が経つにもかかわらず、
実際にお会いした高坂さんは、
とてもお元気で、とてもチャーミングな方だった。

戦後の混乱期を駆け抜けた「ある少女」の「わずか数年」、
それが、50年以上の時を経て、今もなお、
色褪せることなく、輝いていることに感動した。


「やっぱり、それだけ野球が好きだったということですよ」


高坂さんの口からは、来春スタートする
女子プロリーグに向けてのアドバイスと激励も聞かれた。


「本当にうまくいくといいわよね……」




――これから、女子野球について、50枚ほどの短編を書く。

その内容は、高坂さんが生きた戦後の女子プロ野球について、
そして、もう一人の偉大なる先駆者、鈴木慶子氏について。
鈴木さんは、90年代に一時期だけ発足した
アメリカの女子プロ野球リーグの日本人選手だ。

先日、鈴木さんにも時間をいただき、話を聞いた。
鈴木慶子さんが、どういう選手なのか、
それはまた機会を改めて触れることにしたい。







shozf5 at 00:15|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2009年11月25日

30名の女子プロ選手たち、ついに誕生!

坪内―碇バッテリー

※写真は、坪内瞳投手と碇美穂子捕手。
来春、このバッテリーが実現するのか?


24日は、実に慌ただしい一日だった。
お昼前からは、某大物プロ野球選手の取材。
そのまま新幹線に乗り、某所で、あるパーティーへ。

で、そのままUターンで東京に戻り、
某編集者と酒を呑みながらの打ち合わせ。
どれも、まだ発表できないことばかりなので、
こんな曖昧な表現となってしまって、スミマセン。


さて、ついに日本女子プロ野球の初代30名の選手が決定した。

詳しくは、機構の公式ページを見てほしいのだけれど、

トライアウトを取材をした身としては実に順当な選考だったと思う。

トライアウトで初めて見て、個人的に気になっていた選手が
いずれも合格していて、ひそかにうれしく思う。

このリーグの成否は、彼女たち30名にかかっているので、
ぜひともケガをせずに頑張ってほしいと心から思う。

某選手からは「人生かけて挑みます!」という
実に力強いメールをもらった。
彼女の、人生をかけたチャレンジを、ぜひ見届けたい。


今後のスケジュールとしては、12月中旬に
球団設立発表と所属球団の振り分けが発表されるとのこと。
詳細が分かり次第、またこのブログでアップします。



shozf5 at 02:07|PermalinkComments(11)TrackBack(0)

2009年11月05日

女子野球、プロとアマとの良好な関係について

太田氏&川口氏、田中碧投手

昨日(4日)、無事に日本女子プロ野球のトライアウトが終了した。
関西で71名、そして、関東で58名が受験し、
現時点では、関西34選手、関東33選手が一次テストを通過。
それぞれがシートノック、シートバッティングを行い、
存分に自己アピールをして、11月中旬の合格発表を待つ。

今トライアウトでは、硬式野球経験者以外に、
現在、軟式野球やソフトボールに取り組んでいる人、
あるいは、小(中)学生の頃は野球をやっていたけれど、
今はもう、野球から離れてしまった人たちが目立った。

以前にも書いたように、女子野球の底辺拡大のために、
「潜在選手の掘り起こし」も、同リーグの大きな理念であり、
そういう意味では、このリーグ設立は大きな成果を上げた。

もちろん、今後、さまざまな問題が起こるだろう。
たった2チームによる「リーグ戦」が白熱するのか、
あるいは「プロ」でありながら「アマ」に負けるかもしれない。
さらに、「観客動員」などの収入面の見通しが見えず、
関西独立リーグのような資金面に起因するお家騒動の心配もある。
選手が故障した場合の補償はどうするのか……。


……ただ、こうしたネガティブなことばかり書き連ねてみても、
現時点では、あまり意味のないことかもしれない。


大げさな物言いに聞こえるかもしないけれど、
このリーグの成否にこそ、今後の女子野球の命運が懸かっている。
そう言い切ってもいいぐらい、何としても成功させなけれはいけない。
そのためには、関係各所の協力体制が不可欠となる。

男子野球と違って、女子野球の場合、プロとアマとの間に、
まだ深刻な溝はないが、若干のボタンの掛け違いはある。
けれども、掛け違いに気づいたら、
全部脱いで、一からボタンを嵌め直す時間的猶予はある。


……そんなことを強く感じていたので、
先日、女子野球協会の春日理事長に時間をいただき、
新宿の酒場で酒を呑みながら、春日氏の考えを聞き、
僭越ながらも、僕自身の率直な意見、考えを伝えた。


プロ側、アマ側が一同に会する機会を持ち、
そこで忌憚のない意見を交わし合う。
そうした地道な作業こそ、よりよき環境作りへの第一歩となる。
問題は、誰がそのイニシアチブをとるか、だ。

いろいろ思うところはあるけれど、
長くなりそうなので、この辺りで終わりとしたい。



……何はともあれ、トライアウト受験者の皆さん、
寒い中、お疲れさまでした!


※写真は、太田幸司スーパーバイザー(中央)、
審査員を務めた川口知哉(元オリックス・左)、
そして、第一回W杯出場経験を持つ田中碧投手(サムライ)。





shozf5 at 17:59|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2009年11月04日

女子プロ野球、トライアウト 関東編!

関西トライアウト

本日(4日)、日本女子プロ野球リーグの
関東トライアウトが西武ドームにて行われる。

10月30日の関西トライアウトに続いて、
本日も、これから取材に行くつもり。

顔なじみの選手も何人か挑戦するので、
ぜひ、その雄姿を見届けたいと思う。

では、行ってきます!


……ちなみに、本日発売の『週刊ベースボール』に、
関西トライアウトのレポート記事を書いています。
よろしければ、ぜひご覧ください!

shozf5 at 07:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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