内藤大助

2008年02月21日

神様なんて、絶対にいない… 〜内藤大助インタビュー〜


昨日(20日)は、21時過ぎから、
京成立石にある宮田ジムにて、
WBC世界フライ級チャンピオン、
内藤大助選手のインタビュー。

昨年の亀田大毅戦が記憶に新しい彼。
3月8日には、過去3戦して、
1勝2敗という因縁の相手、
ポンサクレック選手との防衛戦を控えている。

ちなみに内藤選手の通算成績は、

現時点で、36戦32勝2敗(20KO)

つまり、2敗を喫した唯一の相手、
それがポンサクレックだ。


しかし、取材は、次の試合のことでも
亀田親子に関することでもなく、
内藤選手の、14歳のころの話ばかり聞いた。


14歳のころ――。


内藤大助は、過酷なイジメ体験の渦中にあった。
“あいつ”をリーダーとするイジメグループと、
暴力ばかりを振るう“不良”と、
ダブルのイジメにあっていた。


彼は、14歳にして、こう思っていたという。


(神様なんて、絶対にいない……)


さらには、祖母の平穏な日常に憧れて、


(僕も早く、年寄りになりたい)


と考えていた。
いずれにしても、およそ14歳の少年の発想ではない。
イジメが続くうちに、彼の胃には胃潰瘍が生じた。


神様の存在を信じられず、
早く年を取ることに憧れる
胃潰瘍だらけの14歳の少年。


思い出したくないはずの過去でも、
彼は丁寧に当時を振り返ってくれた。


「僕は、ボクシングを通じて、
 心の強さを手に入れましたから……」



3月8日、両国国技館で、
2度目の防衛戦が行われる。
4度目のポンサクレック戦。
完全決着を期待したい――。





shozf5 at 11:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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