プロ野球取材

2007年02月15日

いつも心に、ナンクルナイサー!〜ソフトバンク・新垣渚〜

17日から、急遽、宮崎に行くことになった。
目的は、ソフトバンクの新垣渚選手取材。

昨年、福岡の雁ノ巣球場で彼の取材をした。

野球を始めたきっかけから、度重なる故障について、
あるいは、ほとんど下半身を使わないフォームについて、
聞きたかったことをゆっくりと聞けたインタビューだった。

僕は新垣の投球フォームが好きだ。
日本人離れした長い手足がゆっくりと、
それでいてムチのようにしなるフォーム。

確かに、下半身を使わずに、
上体だけで投げている印象はある。

けれども――。

彼の場合、下半身を使いたくとも使えないのだ。

小学校5年生のときに交通事故にあった。
「機敏な動きが出来ないから」と、
仕方なく、ピッチャーをやるようになった。
その後、中学時代を含めて、
実に4回も、右足の手術を繰り返している。

新垣は言った。

「僕の投球フォームは、中学時代と変わっていません」

右足の故障のため、下半身がきちんと使えない。
下半身強化が大事なことは本人がいちばんわかっていた。
けれども、思うようなトレーニングができない。

ならば、上半身を鍛えればいい。
その上で、上半身と下半身とのバランスをきちんと取ればいい。

そうした試行錯誤の末に出来上がったのが、
今につながる、新垣のピッチングフォームなのだ。

「“正しくないフォームだ”という批判もわかります。
 けれども、必ずしも正解はひとつだけとは限らない。
 だからこそ、僕はこのフォームで結果を出したい」

静かに、しかし、力強く、新垣は語った。
精悍なマスクが、一段と引き締まったのが印象的だった。


新垣の座右の銘は、「ナンクルナイサー」だという。


沖縄の言葉で「何とかなるさ」の意味を持つこの言葉。
辛いとき、落ち込んだとき、そして、
自分を信じられなくなったとき。
新垣は「ナンクルナイサー」と口にするという。


……さて。

昨シーズン終盤、新垣はペナントレースの
大事な場面で、虫垂炎でリタイアを余儀なくされた。

キャンプ真っ最中の今、彼の調子はどうなのか?
フォームに変化はないのか?
それとも微調整が加えられているのか?

楽しみな取材だ。







shozf5 at 01:20|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2007年02月09日

田中将大クンに会えたのに……

7日の夜、原稿を書いていると携帯電話がなった。


「楽天の田中将大の取材があるんですけど……」


先日も、沖縄まで取材に行ったばかりだったし、
さ来週も、宮崎キャンプ取材の予定があったけれども、
田中将大クンなら、ぜひとも会いたい。聞きたいこともたくさんある。

間髪入れずに「うん、やる、やる!」と言おうと思ったけれども、

その日は、朝から別の取材が入っていた……。

編集のT氏にその旨を告げると、
「もし都合がつくようなら、連絡ください」
と言ってもらったものの、やはり取材はズラせない。

……あぁ、残念。


今年から、大学の後輩となる「ハンカチ王子」もいいけれど、
田中クンのピッチングスタイルも好きなんだよなぁ……。

仕方がない。

3月になってオープン戦でぜひ見てみたいと思う。
それまでのガマンだ。

……と、自分に言い聞かせよう。あぁぁぁぁぁぁぁ……(涙)




shozf5 at 09:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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