アサヒトラスト

2009年12月22日

女子野球について、本当に書きたいこと……

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※写真はアサヒトラストの「小さな大エース」太田さやか投手と
09秋・ヴィーナス・リーグMVPの有坂友理香捕手!



昨日(21日)の女子プロ野球のドラフト会議を受けて、
女子野球についての問い合わせを何件かいただいた。
今日の新聞でも大きく取り上げられているものもあり、
今回のプロリーグ設立が、いい起爆剤になっていることを痛感。
この流れは、ぜひ来年以降も継続していくことを願っている。

さて、本日発売の『週刊ベースボール』で、

「2010球界大展望!」

という大特集が組まれている。

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年末年始の合併号の恒例企画ということで、
毎年行われている定番企画で、今年は、
ついに「女子野球」で1P組まれることになった。

今回、その原稿を書かせてもらったのだけれど、
原稿を書いていて、感慨深いものがあった。

プロリーグの関係者、そして日本女子野球協会に
取材をして、僕なりの「2010年展望」を書いた。


「女子球児を照らす2つの光明」

と題されたこの記事は、本誌の100Pに掲載されている。
この文中のラスト8行こそ、僕が最も書きたかったことだ。

このブログでもたびたび触れていることだけれど、
ぜひ、読んでいただければ幸いです。
(もったいぶった書き方でスミマセン……)

また、年明け最初の号(1月6日発売)でも、
女子プロリーグについての原稿を書くので、
そちらもぜひよろしくお願いいたします。


さて、女子野球関連で、もうひとつ告知を。


中学野球小僧 2010年 01月号 [雑誌]中学野球小僧 2010年 01月号 [雑誌]
販売元:白夜書房
発売日:2009-12-10
クチコミを見る

こちらの雑誌は、ずっと前から、女子野球に関心を持ち、
毎号「ベースボールガール」という連載を書かせてもらっている。
この連載は、すでに3年以上にもなる。

毎回、ヴィーナス・リーグや全日本選手権など、
その期間中に行われた試合結果や戦評を書いている。
今回は先日のヴィーナス・リーグの結果と
優勝したアサヒトラストについて。
こちらは189ページに掲載されています。

ぜひぜひ、ご一読を!

この『中学野球小僧』でも、2月10日発売の3月号で、
「高校女子野球」について6P(!)、書かせてもらう予定。
久しぶりの「高校女子野球」なので、今から楽しみ!

そうだ、あと「携帯野球小僧」という携帯サイトでも、
昨日のドラフト会議について原稿を書かせてもらった。
有料サイトだけど、見られる方はぜひご覧ください!

少しずつだけれど、何とか多くの人の目に留まるよう、
2010年は、いろいろと原稿を書いていきたい、と改めて思う。

……以上、宣伝ばかりでスミマセン。





shozf5 at 19:09|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2009年11月04日

おめでとう、アサヒトラスト!

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本日(3日)、無事に09秋・ヴィーナス・リーグ終了。
アサヒトラストが見事な優勝を飾った。

8月の全国大会も、10月のクラブ選手権も、
そして今季のヴィーナス・リーグも、
攻守に渡ってソツのないプレーを見せつけた見事な勝利。

エース・太田さやか投手の奮闘は感動的だし、
キャプテン・長沼由香里選手は、打撃においても
守備においてもキャプテンシーを発揮している。

そして、埼玉栄時代から存在感を発揮していた
有坂友理香捕手は打撃も守備も異彩を放っている。

多喜梓選手を初めて見たのは、冬の北海道だった。
北海道日本ハムファイターズの練習場で、
小柄ながら、実にキビキビ動く彼女を見て、
「こんなにセンスのいい子が北海道にいるんだ」
そんな感想を抱いたことをよく覚えている。

そして、個人的な思いを言えば、06年W杯で一緒だった、
センター・志村亜貴子選手、レフト・船越香代選手と、
3年前の夏を共に過ごした選手の活躍もうれしい。

そういう意味では、今回のアサヒトラストの優勝は感慨深い。


一方の平成国際大学にも思い入れはあるのだけれど、
長くなりそうなので、別の機会に述べたいと思う。


とにかく、アサヒトラスト、優勝、おめでとうございます!








shozf5 at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年08月06日

今だから、書けるけど…… 〜太田さやかの2年前〜

トラスト・太田投手









このブログを始めたのは、2007年2月のこと。
そして、開始直後の2月8日のエントリーで、
僕は、以下のような記事をアップしている。


タイトルは、


「彼女の不安、そして希望」という短文。
(クリックしてもらえれば、記事が読めます)



このときは、あえて名前を明かさなかったけれど、
文中に「152センチと〜」とあるように、
ここに書かれている「彼女」とは、
昨日行われた「第五回全日本女子硬式野球選手権大会」の
優勝投手・アサヒトラストの太田さやか投手のことだ。


この後も、電話やメールで断続的にやり取りをしたり、
球場で会えば、「体調はどう?」と聞いてきたけれど、
まさか、2年後、こんないいピッチングが見られるとは。



2年の時を経て、昨日の夜、彼女からメールが届いた。


「最後までみていてくれてありがとうございました。
 優勝できてよかったです」



そして、最後にはこう書かれていた。


「のんでますか?」


以前、岡山で行われた全日本の親善試合の際、
早めに起きて倉敷の街並みを散歩をしていると、
同じく散歩中の中島梨紗投手と太田さやか投手に会った。

僕の姿を見つけた、太田さんはこう言った。


「朝帰りですか? そんなに呑んじゃだめですよ」


……どうやら彼女は、僕のことを誤解しているらしい(笑)。
確かに昨日は、久々の新宿でおいしい酒を呑んでいたけど。





shozf5 at 17:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

強い者が勝つのか、勝った者が強いのか?

大会ポスター (2)


















やっぱり、疲れていたのだろう。
昨晩は、ちょっと呑んだだけで、
すぐに酔い、そのまま爆睡してしまった。

実は、今日(6日)から、札幌取材の予定があった。
それが、先方の事情でキャンセルとなった。
初めは残念だったけど、結果的によかった。

今から、札幌に行って取材をするとなれば、ちょっとキツイ。
どうせ、すすきので毎晩呑み歩くことになるだろうし(笑)。




さて、ひと晩明けても、前日までの女子野球三昧の興奮は醒めない。
で、今朝から、ずっと写真の整理に追われている。
投手と野手と首脳陣、そして雑景ごとにフォルダを作り、
いる写真といらない写真を整理して過ごしている。

ホントは、書かなければいけない原稿があるんだけど、
まだちょっと現実には戻りたくない気分なので(笑)。


尚美・西選手
















まだ、きちんと心の整理ができていないけれど、今大会では、
結果的に2位になった尚美学園大学の強さが印象深い。

創部4年目を迎え、戦力的に充実しているのはもちろん、
元ライオンズなどで活躍した新谷博監督の
厳しさを伴った徹底的な指導が結実しつつある今、
尚美の強さは圧倒的なもののように思われた。

それでも、2位という結果に終わった今大会。
選手個々人の体調や調整の問題、
トーナメントの組合せの運不運、
対戦相手としての相性の良しあし、
勝負というものは、いろいろな要素が絡み合うもの。

その結果、トラストは優勝し、尚美は準優勝となった。
昨日の決勝戦後、新谷監督は、


「最後まで勝てると信じていた。 本当に紙一重の戦いだった」


と、悔しさをにじませつつ、それでも淡々と語った。


故障が癒えつつあるとは言え、連投による疲労で、
「もう限界なのでは……」というトラストの太田投手。

対して、三番・中野菜摘選手、四番・西朝美選手を擁する尚美。
いや、中野、西、両選手だけじゃない。

相変わらず絶妙のバットコントロールを誇る新井選手や、
昨日の試合でも2安打を放った二番・柏崎選手の上位陣。

力強さは感じさせないものの、それでも、しぶとく
守備陣の隙間を突くいやらしいバッティングが持ち味の、
市原選手や新原選手たち下位打線も、実力者ばかり。

投手だけでなく、他の守備位置も兼任する
萱野、里選手は、バッティングも力強い。

超強力打線と質量ともに豊富な投手陣。
やはり、尚美の強さは群を抜いている。

しつこいようだけれど、
それでも結果はトラストの優勝に終わった。


今大会、僕は、トラストの試合を三試合観戦した。
太田投手を中心にバックがきちんと守るいいチームだと思った。

日本代表のときは、左方向に強引なバッティングが目立っていた
志村選手は、今大会、ほとんどの打球が右方向ばかりだった。
ファールも右、空振りも右打ちを意識してのスイング。

試合終了後、話を聞くと、


「そうなんです。右打ちを意識しているんですけど、
 逆に、意識のしすぎですかね(笑)」



と笑っていた。
アサヒトラストがこうしたチームバッティングの徹底が行われている
いいチームであることは間違いない。

高校時代から非凡なバッティングセンスを誇っていた
キャッチャーの有坂さんはさらに力強さに磨きがかかっていた。

昨日の試合で、先制打を放った船越さんは、
三年前の夏、台湾でのW杯の出場メンバーでもある。

もちろん、選手個々人の能力も充実し、
その結果、見事な初優勝を成し遂げたのは間違いない。



昔、寺山修司の本で読んだ一節を思い出しながら、
それでも、やはり僕は考えてしまう。


「強い者が勝つのか、勝った者が強いのか?」


答えの出ない問いを抱えつつ、そろそろ現実に戻ろう(笑)。
さぁ、何の原稿から書き始めようか……。











shozf5 at 11:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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