映画、音楽、そして本

2011年08月17日

『週刊ベースボール創刊号』復刻版、面白いよ!

週べ・創刊号

先日、ベースボール・マガジン社から、
『週刊ベースボール 創刊号』復刻版が届いた。

これは、現在刊行中の『週刊プロ野球データファイル』の、
定期購読特典として作られて、送られて来たもの。

昨年発売された『週刊プロ野球60年』シリーズも、
僕は定期購読していたのだけれど、
このシリーズは本当によくできていて、
初めは個人的趣味で購読していたものの、
今は、原稿を書く際に本当に欠かせない資料となった。

現在取り組んでいる『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』も、
『不滅! 元読売巨人軍マネージャー回顧録』も、
どちらも、このシリーズなくしては原稿が書けなかった。

このシリーズはお世話になっている編集長が作ったのだけれど、
これはお世辞抜きに、「買い」だと思う(今でも買えるのかな?)

ということで、今年もこの『データファイル』を、
発売前に早々に定期購読することにした。

昨年まで週ベの連載でお世話になっていた編集者が、
この部署に異動するということで、ご祝儀の意味もこめて、
定期購読したのだけれど……。

現在まだ刊行中なので、早計なことは言えないけれど、
こちらは実に読みづらく、使い勝手が悪い。

一度、全部バラしてからファイルに綴じる作りなのだけれど、
どのページをどこに綴じればいいのか、まったくわからない。

おそらく、自分の好きなように編集できる自由さが売りなのだろう。
けれども、全部そろってからでないと、編集しようがないのも事実。

ということで、正直、最新号が届いても、まったく読まずに、
ただ資料部屋に放っているだけ。
全巻そろった後に改めて、ファイルを揃えて綴じなおしたい。


……前段が長くなってしまったけれど、
定期購読特典でもらった『週ベ 創刊号』。これが実に面白い!

長嶋茂雄が巨人入団した昭和33年創刊で、
創刊は4月16日号で、定価は30円。

表紙は長嶋茂雄と廣岡達朗。
見切れているけれど、廣岡のグラブは間違いなく「玉澤製」だ。

現在執筆中の物語は、この玉澤が頻繁に登場する。
当時のジャイアンツナインはほとんど玉澤を使っていた。
……ということが、この表紙から感じられてすごくうれしい!


さて、この創刊号、書かれている内容も面白いのはもちろん、
当時の編集者たちの「面白いものを作るぞ」という
情熱と意気込みが誌面を通じてビンビン伝わってくるのも最高!

週刊誌創刊ブームとジャイアンツブームが、
同時に邂逅するという幸福な瞬間。
当時の編集者がうらやましく感じられる。

時間を見つけて、じっくり読み込んでみたい。




shozf5 at 00:51|Permalink

2011年07月31日

あぁ、団塊世代……

団塊世代の戦後史 (文春文庫)
団塊世代の戦後史 (文春文庫)
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次なる書籍の執筆が、いよいよ8月から始まる。
今度のテーマは、青春のすべて、いや人生の大半を
長嶋茂雄に、王貞治に、そして読売ジャイアンツに捧げた男の物語。

団塊世代の彼の人生と巨人軍の栄枯盛衰、
さらには団塊世代の彼の青春から定年を通じて、
日本や日本人の成長、発展、そして挫折を描きたいと考えている。

もちろん、挫折だけの暗い物語にするつもりは毛頭ない。
そこに希望を見いだせるような物語にするつもり。

ということで、団塊世代に関する本を読みあさっているのだけれど、
その中でも、この三浦展氏の著作群はいずれもわかりやすく面白い。

大ヒット作『下流社会』の著者でもある氏の団塊世代に対する、
冷ややかかつ的確な指摘の数々は、
これから始まる執筆の際に、大いに役に立つと思う。

特に、「団塊世代には戦前的な古さと戦後的な新しさが共存している」
という一節に代表される、二面性に対する言及が目から鱗。

どうしても全共闘やビートルズのイメージが強かったけれど、
それは一部の大学進学者やエリートの話であって、
その一方では中卒、高卒で集団就職した人もいっぱいいて、
彼らの中にある伝統的、土着的一面もまた確かにあるわけで。


今回の物語の主人公の姿を重ね合わせつつ本書を読むと、
具体的データ、筆者の考察部分、ともに「その通り」という指摘ばかり。

本格的に執筆を開始する前に、
彼の著作をもう少し取り寄せて読んでみたいと思う。














shozf5 at 02:33|Permalink

2011年07月08日

「スポーツライターの夢」、ジョージ・プリンプトン

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ちょっとした探し物があったので資料部屋にこもっていた。
「確か、ここら辺にあったはずなのに……」というところに、
その本はなく、いろいろ探したけど見つからない。

でも、そういうときは必ず、すっかり忘れていたものが見つかる。
で、今日はこんなものが出てきた。

『Switch』1987.02

1987年ということは、僕は17歳。
でも、残念ながら、この号はリアルタイムでは読んでいない。

大学に入学してから読んだから、92年ぐらいに、
学校近くの古本屋で売っていたものを買って読んだはず。

で、卒業と同時に処分してしまったのだけれど、
お世話になっている編集者から、最近この号をいただいた。
彼は、ずっとこの号を手元に置いていたそうだ。

ジョージ・プリンプトンというアメリカのスポーツライターの特集号で、
後に作家デビューを果たす、編集長の新井敏記氏が、
アメリカに赴き、半ば行き当たりばったりながら、
彼にロングインタビューをするのがメイン記事になっている。

紀行文でありながら、ノンフィクションの方法論も描く、
そんな意欲的なドキュメンタリーとなっている。
他にも、沢木耕太郎氏の『王の闇』が再録されてもいる。

学生時代の僕は、この号を特別興奮しながら読んだわけじゃない。
普通の読み物として、むしろ暇つぶし的に読んだ記憶がある。

しかし、先輩にとって思い入れのあるこの号が、
なぜか理由あって、再び僕の手元に戻ってきた。

僕は、自分のことをスポーツ・ライターだと思ったことも、
名乗ったこともないけれど、野球に関する仕事も多いので、
世間的には、しばしばスポーツライターと呼ばれる。

別に肩書きなんて、何でもいいので別に否定しないけど、
ただ「スポーツライター」と名乗ってしまうと、
タレントさんとか職人さんのドキュメントが書きづらくなるので、
曖昧にするために「ノンフィクション・ライター」と名乗っているだけ。


……で、何が言いたいかと言うと、今、これを読もうかどうか、
とっても、とっても悩んでいるところだということ。

明らかに現実逃避なんだけど、一方では「原点に戻って勉強し直す」、
そんな大義名分も浮かんだり、消えたりして……。

ベストな選択は、この本を持ったまま、近くの呑み屋に行き、
呑みながら、読み進めることなんだけど、
今日は、これから懐かしい人との呑みの約束があるので、
その手も使えないなぁ、と。















……グダクダ言ってんじゃねぇよ、
どうせ読むことになるんだから、
とっとと読めばいいじゃねぇかよ!!!!!




今、心の声が聞こえたので、読むことにします。

どうしてこんな言い訳がましいことを書いたのかと言うと、
今日までは単行本執筆に集中しようと思って、
月曜日締め切りの雑誌原稿にまったく手をつけていない、
そんな後ろめたさが、こんな言い訳を書かせるのです。
……ゴメンナサイKクン。駄文につき合わせてゴメンナサイ、みなさん。



今日は朝から懐かしいCDばかり聞いているので、
どうやら過去の懐かしいモードに突入したようだ。

ジム・ジャームッシュ、『ダウン・バイ・ロー』とか、
岡崎京子の『Pink』とか、無性に見たくなってきた。





shozf5 at 17:36|Permalink

2011年06月10日

本日は桂歌丸師独演会!

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先ほど、本日のインタビュー終了。軽く泳いで、久しぶりの独演会へ。
本日は桂歌丸師。ゆっくり楽しみます!


追記
柳亭小痴楽:強情灸
林家たい平:明烏
桂歌丸:ねずみ


shozf5 at 18:52|Permalink

2011年06月08日

モー娘。DVDざんまい!

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akb48の総選挙が話題の今、僕はあえてモーニング娘。に関する取材を続けているところ。
メンバーそれぞれにインタビューをしながら、
過去と現在、未来をまとめようと奮闘中。

ということで、移動中は歌詞カードを見ながらiPodで、
自宅ではDVDで、モーニング娘。ざんまい!

今では、風呂でも、トイレでも、寝ているときも、
彼女たちの楽曲が鳴り響くようになった(笑)。


shozf5 at 19:16|Permalink

2011年06月02日

つかこうへい・飛龍伝へ!

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本日、ある会社のパーティーに出席後、そのまま新宿へ!北区つかこうへい劇団の解散公演。来月の公演も行くけど、もう見られなくなっちゃうんだなぁとシミジミ。


shozf5 at 18:42|Permalink

2011年05月12日

故吉村昭氏のインタビュー

史実を歩く (文春新書)
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わたしの取材余話
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本日、久々にのんびりとできる日だった。
連休中は一日も休まず仕事漬けだったし、
ずっと雨模様だったので、自宅で終日読書。

「さて、何を読もうかな?」

階下の書店に顔を出そうかと思ったけど、
ふと思い立って、未読の本の中から、
吉村昭氏の本を手に取った。

15年ぐらい前に、吉村さんにインタビューしたことがある。
吉祥寺のお宅にお邪魔しながら、
発売されたばかりの本についてお話を聞いた。

取材が一段落して、お茶菓子を食べながら、
雑談をしていたときに吉村氏が口を開いた。


「君も、小説を書いているのかい?」


どうして、彼がそんなことを言ったのかはわからない。
当時も、今も、僕は小説を書いたことはない。

でも、学生時代から彼の作品を愛読していた僕は、
その緻密な取材力に敬服していたので、
その取材方法や資料整理術など、無意識のうちに、
少しでも学びたいと感じていたのだと思う。

僕の問いに対して、惜しげもなく、
資料収集法、整理術、取材方法、
取材対象者との距離の取り方を教えてくれた。

今日、久しぶりに吉村氏の本を手に取った。
気がつけば、一気に二冊も読了していた。

いずれの本も、彼の過去の名作についての、
取材秘話や取材方法が記されていた。

あの15年前の春の日の夢のようなひとときを、
僕は、久しぶりに思い出していた。

これから、恥ずかしくない仕事をしなければ……。
そんなことを考えながら。




shozf5 at 23:39|Permalink

2011年05月06日

ドリムス。LIVEへ!!!!!!!!

ドリムス(1)(初回限定盤)(DVD付)
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すっかりごぶさたしてしまいました……。
GWに関係なく、ひたすら原稿書きの毎日でした。

さて、昨日(5日)は、自宅から徒歩1分の(笑)、
中野サンプラザまで、ドリームモーニング娘。ライブへ。

通称「ドリムス。」はモー娘。OG10名によるユニット。
現在37歳の中澤裕子を含めて平均年齢27歳とのこと。

僕は「元アイドル」のロングインタビューを続けていて、
これまで全21名の取材を終えたところなのだが、
これからは「元モー娘。」に集中的に取材をすることになった。

連休明けから取材はスタートするのだけれど、
ドリムス。全メンバーにもそれぞれロングインタビューをする。
ということで、ライブを見に行った次第。

連載担当の編集長とともに見たのだけれども、
あまりの凄さに2人して「スゲー、スゲーよ」と、
アホな子どものような感想を抱いた。

やっぱり、一時代を築いた人たちの「華」はさすがだ。

特別、モー娘。に関心があったわけじゃないけど、
それでも『LOVEマシーン』『恋愛レボリューション21』を聞けば、
一気にテンションが上がってしまった(笑)。

あまりに楽しい空間だったので、「また行こう」と盛り上がり、
朝方まで、編集長とともに痛飲、痛飲、大痛飲。

この連休中、ずっとモー娘。のCDをかけたり、
ライブDVDを見続けていたのだけれど、
やっぱり「生」が一番だ! ……さぁ、原稿の続きを書こうっと。












shozf5 at 21:58|Permalink

2011年04月16日

小三治師、たっぷり!

今日は、金明竹と付馬。
枕の迷惑メール話も面白かったなぁ。
さぁ、真っ直ぐ戻って、原稿の続きに取りかかります。


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柳家小三治師独演会へ

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午前中の取材を終え、大急ぎで立川へ。
目的は小三治師匠の独演会。
ホントは帰ってすぐにでも原稿に取りかかりたいんだけど、
前回の独演会も仕事の都合でチケットを無駄にしてしまったので、
誘惑に負けてやってきた。
軽くビールを呑んだし、準備はバッチリ!


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2011年03月28日

『アイドル進化論』を読んで……

アイドル進化論 南沙織から初音ミク、AKB48まで(双書Zero)
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一昨年から、「元アイドル」へのインタビューを続けている。
先日、取材した方でちょうど20回目を数えることになった。

ほとんどの方が、30代、40代ということもあって、
それぞれ人生経験を積んだ人ばかりなので、
全盛時の話を、冷静に振り返ってもらっている。

ということもあって、「アイドル」関連の書籍を多く読んでいる。
昨日、読んだのがこの『アイドル進化論』

テレビ論を専攻している社会学者である著者。
本書は、社会学的アプローチで「アイドル」を論考。

・アイドル歌手による楽曲と身体のギャップ
(楽曲の比重が軽くなり、身体の比重が増す)

・ファンの中での愛着の視線と批評の視線
(相反する2つの視線でアイドルを見つめる)


上の2つを主な論拠として、70年代〜現在までの、
主にアイドル歌手についての事象を分析している。

00年代以降は、やや駆け足にすぎる感があるものの、
作者自身が学生時代に実体験したであろう、
70年代、80年代については多く紙数を費やしている。

1970年生まれの僕としては、
80年代の項は、懐かしさとととに興味深く読んだ。

やはり、異端児であり革命児は松田聖子と小泉今日子。
この2人なのだなと再確認する。


「バラドルとはアイドル歌手の自己パロディー」

というワンフレーズには、特に納得した。


以下の本も同時購入したので、明日にでも読んでみようと思う。

グループアイドル進化論 〜「アイドル戦国時代」がやってきた!〜 (マイコミ新書)
グループアイドル進化論 〜「アイドル戦国時代」がやってきた!〜 (マイコミ新書)
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2011年02月28日

『ホノカアボーイ』◎で、『ハルフウェイ』●で1勝1敗。そして……。

昨晩、ある原稿を書いていて、テンションが高くなり、
アドレナリンが出まくったせいなのか、
酒を呑んでもいないのに、興奮して寝られず、
仕方がないので、撮り溜めていた映画を見ることに。

少し、ほのぼのした気分になりたかったので、
ずっと見たかった『ホノカアボーイ』を見た。



期待に違わぬいい映画で、すごくいい気分になった。
あの、倍賞「さくら」千恵子が、すごくいい感じで、
かわいらしくて、愛おしくて、切なくて……。

さらに、松坂慶子に蒼井優まで出ていれば、
僕にとっては、もうそれだけで「いい映画」。

現在の、太った松坂慶子の存在感は、
かつての美人女優時代のそれとはまた違った、
何とも言えない魅力に満ち溢れていると個人的に思う。
岡田将生も優しい好青年で、見ていて気持ちよかった。

ということで、気分がよくなったので、
そのまま岡田将生つながりで、
彼が出演している『ハルフウェイ』を見ることにした。



……こちらは、見ていて辛かった。
ただ「卒業後、東京に行くかどうか」、
「早稲田に進学するかどうか」だけで、
90分近く引っ張られてしまい疲れた。

こういうのは「みずみずしい恋愛」ではなく、
単なる「未熟な恋愛」に過ぎない。

北乃きいはただただうるさいだけだったし、
岡田将生は女に振り回される優柔不断なだけで、
せっかくのいい役者の魅力を大きく損ねていた。

蛇足ながら、早稲田OBとしてひと言。
早稲田には「どうしても行きたい!」という人にこそ、
ぜひ入ってほしいと痛切に思う。

「女か早稲田か」と悩む受験生は、
どうぞ、心おきなく女をとってください!



(こんなことなら、『ホノカアボーイ』で寝ればよかった)


と思いつつ、『愛を読むひと』を続けて見た。


……いい映画だった。胸にズシンとくる映画だった。
でも、朝方、シラフで見る映画じゃなかった(笑)。

どんよりとした思いのまま、床につくことになってしまった(笑)。



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2011年02月21日

『若林忠志が見た夢』を読んで

若林忠志が見た夢―プロフェッショナルという思想
若林忠志が見た夢―プロフェッショナルという思想
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昨日入手して、一気に読んだのがこの本。
スポニチ大阪版に連載されていたものをまとめたのだという。

1950年、セ・パ2リーグ分立(分裂)の立役者でもある若林忠志
彼の半生を遺族の資料と関係者の証言で丁寧に振り返っている。

この若林、54年の高橋ユニオンズ結成時においても、
キーパーソンであり、55〜56年には、投手コーチも務めている。

残念ながら本書では、ユニオンズ時代については、
ほとんど言及されていないけれど、
巻末の参考文献一覧は、今後の資料集めに大いに役立つし、
何よりも、あの昭和20年代後半の息遣いを感じられただけでも、
現在の僕にとっては、とても役に立った次第。

ユニオンズ選手たちから、若林氏について聞いていたけれど、
本書で描かれる氏の人格者ぶりは、また新しい姿だった。




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2011年02月09日

日本映画ばかり、観続けながら……

昨年秋から取り組んでいた書籍が本日、校了。
無事に手を離れたので、ひと安心。

ということで、録り溜めていた映画を、
昨晩から、狂ったように見続けている。
しかも、日本映画ばかり(笑)。



あまり前知識もなく見たけど、『クヒオ大佐』面白かったなぁ。

堺雅人って、同じ時期に早稲田にいたんだよな。
芝居好きのヤツから、「いい俳優がいる」と聞いたことがある。
「早稲田のプリンス」って呼ばれていたんだよ、確か(笑)。

今作の、ニセ外人演技も、よかったなぁ。
芝居も口調も、まるでウッチャンのコントのようだった。

登場する女性たちがただ被害者として描かれるのではなく、
結婚詐欺師すら、カモにしようという、
銀座のママのようなしたたかさが、
随所に見られたところが、小気味良かった。



荻上直子監督作ということで、期待して見た『めがね』
けど、『かもめ食堂』のような心地よさは感じなかった。

「何もないけど、芳醇」

というような、前回と同様のテーマだったけど、
二度目となると、インパクトは薄い。
というか、オシャレオシャレし過ぎで鼻についた。

でも、小林聡美が持っていたリモアの旅行カバン。
頑丈そうで、しかもスタイリッシュでよかった(笑)。
リモア好きの僕としては、次に狙っているのがあのタイプ。

荻上監督は『バーバー吉野』とか『恋は五・七・五』のような、
あの路線には、もう戻らないのだろうか?

ちなみに、以前、春風亭昇太師に話を聞いたとき、

「『バーバー吉野』は、よくできた創作落語ですよ。
 ああいうことをやられると、悔しいなぁ(笑)」


と大絶賛していた映画。ホントに面白かった。




続いて、『フライング☆ラビッツ』を見た。
新人CAが、ふとしたきっかけでバスケの世界に身を投じる。
悪戦苦闘するものの、奮闘を続け、何かをつかむ……。

嫌いじゃない世界観なんだけれど、
それにしても、石原さとみのバスケシーンに、
あまりにも迫力がなさ過ぎて、残念。

実は、期待していただけに失望も大きかった。
この辺りから、缶ビールのピッチが進み始めた。




悪い意味で、伝説の映画『食堂かたつむり』
……で、評判通りの映画だった。

初めのミュージカル調の曲が流れてきた段階で、
イヤ〜な感じがしたんだけど、合間、合間のアニメシーンとか、
すべてがちょっと苦手でした……。

食堂のインテリア、レシピのイラスト、
凝りに凝った食べ物の数々……。

出てくるものみんな、オシャレだけれど、
ただそれだけ、という感じだった。

あの余貴美子を、あそこまで醜く撮るなんて……。
それだけでも、超マイナス。

けなげに演じる柴崎コウに同情してしまった。

ということで、缶ビールの在庫が尽きてしまった。
近場の吞み屋で、軽く呑み直しましょう……。


先週、ずっとキャンプ取材で、
来週からもキャンプ取材ということで、
今週は、都内での取材と執筆を、
徹底的に片づけつつ、映画三昧で過ごします。












shozf5 at 20:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年02月06日

映画『20世紀少年』、一気に全3本見た!



年末に録画しておいた映画『20世紀少年』全3作。

土曜の昼下がり、何の気なしに見始めたら、
結局、全3本、ノンストップで見続けてしまった。
13時ごろから見て、気づいたら21時だった。
8時間もぶっ通しで映画を見たのは久しぶり。

「超、面白い!」という感じでもなかったけど(笑)、
それでも、豪華キャストも相まって、
休日の半日を楽しむには十分だった。

途中で、

(いろいろ伏線を張っているけど、大丈夫なのかな?)

と余計な心配をしながら見てしまった。

いろいろな謎があちらこちらに散逸していて、
腑に落ちたり、落ちなかったり、だったけど、
それでも、「見て損した」という思いはなかった。

「13」が、一体、何者だったのか?
いまだによくわからないけど、まぁいいか?


さて、最初に出てくる、石塚英彦が経営するファンシーショップ。
これは、僕の家のすぐ近所。

以前、仕事の途中でなじみのマッサージ店に行こうと思ったら、


「スミマセン、映画の撮影が始まるので、
こちらは、通行止めなんです」


とAD風の人に言われて、眺めてみたら、
石ちゃんだけでなく、唐沢寿明の姿も見えて、

(あぁ、『20世紀少年』か……)

と思ったのが3年ぐらい前のことだったかな?

たぶん、もう一度通して見ることはないけど、
一応、HDDから消さないで残しておこうかな?





shozf5 at 10:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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