2013年09月18日
新刊・『夏を赦す』、いよいよ発売です!

いよいよ今週、足かけ6年かけた作品が発売される。
『夏を赦す』(廣済堂出版)
以下、アマゾンの「内容紹介」から。
元日本ハム・岩本勉には誰にも言えない秘密があった。
かつて、彼は「岩本勉」ではなく「大山勉」だった。
彼には長い間、ひそかに胸に秘めていた想いがあった。
家族のこと、仲間たちのこと、そして自身のこと……。
平成最初の夏、阪南大高校野球部に不祥事が起きた。
その「事件」は3年生20名の運命を変えた。
岩本は「後ろめたさ」を抱えたままプロ入り。
その後、16年の現役生活をまっとうし、
岩本の同級生たちもそれぞれの人生を生きた。
四半世紀を過ぎて、今明らかになる事実と秘密。
奪われた夏から始まる元球児たちの再生の実話。
6年前に岩本勉と知り合い、「いつか書こう」と思いつつ、
なかなか筆が進まず、ようやく完成した作品。
今月9月でフリーになってちょうど10年。
僕にとっての10作目は特に思い入れのある作品となった。
上の写真を見てほしい。
小さくてわかりづらいけれど、右下には「89・7・7」とある。
平成最初の夏、1989年7月7日、ある事件が起きた。
この写真は、その事件後に撮られたものだが、
岩本をはじめとする被写体たちは、この時点では、
このとき何が起きていたのか、誰も知らなかった。
このときから、彼らの人生は大きく変わった。
「失われた夏」から始まる元球児たちの奮闘の歴史。
岩本本人、そして家族、同級生、恩師……。
多くの方にお世話になって、ようやく完成しました。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
shozf5 at 13:11│
│執筆、執筆、執筆……