2012年12月31日
そう、「それでも、真っ直ぐ、前を――」!

2012年も、いよいよ暮れようとしています。
今年は、どんな一年だったでしょうか?
最近、とみにこの日本全体を取り巻く閉塞感や、
行きかう人々の活気、活力の不足を感じるような気がします。
2008年秋のリーマンショックは、フリーランスにとっても、
ジワジワと暗い影を及ぼし始め、辛い思いをしました。
2011年の東日本大震災にも大きな打撃を受けました。
それは、フリーランスライターに限らず、
他の職種においても同様のこと思います。
そんな時代において、自分に何ができるのか?
自分が果たすべき役割とは何か?
そんなことを考えながら、少しでも、
勇気や元気を感じられる物語を作りたいと思っています。
今年一年はいろいろな取材、執筆をやらせていただきました。
2月に『不滅 元巨人軍マネージャー回顧録』を、

不滅 元巨人軍マネージャー回顧録
そして、8月には『私がアイドルだった頃』を、

私がアイドルだった頃
さらに12月に、『マドンナジャパン 光のつかみ方』を発売しました。

マドンナジャパン 光のつかみ方――世界最強野球女子
1年間に3冊の単行本を出版。個人的には大きな自信となりました。
取材を通じて出会った方々は、みな生きる勇気を与えてくれました。
『不滅』で描いた、巨人軍の元マネージャーは、生涯を通じて、決してスポットライトを浴びることはなくても、裏方として生きる美学、「どんな人にも与えられた役割があり、それをまっとうすることでこそ輝く」、そんなことを教えていただきました。
『私がアイドルだった頃』に登場してくれた「元アイドル」たちは、「いいときもあれば悪いときもある。それでも決して浮かれ過ぎても、腐ってもいけない」、そんなことを学ばせていただきました。
『マドンナジャパン 光のつかみ方』で描いた、女子野球日本代表20名――マドンナジャパン――からは、自分の好きなことを貫き通す強さと凛々しさ、「たとえ困難に直面しようとも、諦めず、嘆かず、やり抜くことの大切さ」、そんなことを伝えていただきました。
来年は、春に一冊、秋に一冊の新刊も発売予定です。
再来年刊行を目指した新連載もいよいよ始まります。
その他にも、準備を進めている企画も、いくつかあります。
いろいろとふさぎこむことも多く、生きることの難儀を感じます。
日々の中で、心が折れることも、悲嘆にくれることもあります。
それでも、真っ直ぐ、前を見据えて、力強く生きていきたいです。
そう、「それでも、真っ直ぐ、前を――」、
そんな思いで、来るべき2013年を迎えたいと思っています。
皆々さま、今年一年、どうもありがとうございました。
どうか、よい年をお迎え下さい。
shozf5 at 12:22│ボーッとしながら考える