2012年08月16日

【マドンナジャパン】カナダ奮戦記・その6

スタメン発表

カナダ・エドモントン、現地時間14日17時半から、
第5回女子野球ワールドカップ、大会5日目、
日本対チャイニーズ・タイペイ(台湾)戦が行われました


当初の予定では15時試合スタートの予定でしたが、
12時過ぎ、日本チームが宿舎を出たところで、突然の雨。

球場に着く頃には本降りとなっており、
第1試合のオーストラリア対ベネズエラ戦は中断していました。

小西・西

この日の先発は、初戦の対オランダ戦で勝ち投手となった、
女子プロ野球の大エース・小西美加投手。

試合再開のめどが立たないまま、黙々とストレッチをしたり、
一人でランニングに励んだり、独自の調整を続けています。

その後、一度宿舎に戻り、大会本部からの連絡を待つことに。
「いつ始まるのか?」、「順延になるのか?」、
何とも不安定な状況の中、「17時、試合スタート」という連絡が。

この時点で、すでに試合開始2時間前を切っています。
代表チームは再び、バスに乗り込み球場へ。
球場に着くと、小降りの雨の中、あわてて準備に取り掛かります。

試合前整列


こうして始まった、日本にとっての第4戦――。
この日の、スターティングメンバーは、

1番・志村亜貴子(9)
2番・中野菜摘(6)
3番・三浦伊織(8)
4番・西朝美(2)
5番・川端友紀(DH)
6番・六角彩子(5)
7番・中村茜(7)
8番・金由起子(3)
9番・出口彩香(6)

P・小西美加


この試合、投手にとって、集中力を切らすことなく、かと言って、
緩めるところはきちんとリラックスしなければならないという、
実に気持ちのコントロールが難しい状況下において、
小西投手は、堂々たるたくましいピッチングを披露します。

3回こそ、エラーがらみで1点を失ったものの、
味方の大量援護に守られて、11対1、5回コールド勝利。
今大会、2勝目をマークしました。

小西・試合後

降雨、試合開始時間変更、中断、ぬかるみのマウンド……、
度重なる悪条件について、試合終了直後に小西投手に話を聞きました。

「私の場合、ちょっと何かがあるほうがピッチングがいいんです。
たとえ不利な状況であっても、
“私にとっては好条件”って、思っていました。
気持ちのメリハリについては、私ももういい歳なので大丈夫(笑)」


06年の夏、台湾で行われた第2回W杯で見せた、
メンタル面の課題を克服した強さに、僕は感動していました。
小西投手の言葉は、さらに続きます。

「……それに、これで抑えたらカッコいいじゃないですか」

そこには、プロの世界でエースとしてやってきた、この2年半が、
何であったのかを、改めて感じさせる実に「カッコいい」言葉でした。


そして、この日。
前日左目に打球を当てて途中退場した萱野未久も無事に練習に参加。

萱野


「もう大丈夫です」と笑う、その目は青アザが生々しいけれども、
決勝リーグまでには、間に合いそうです。まずはひと安心。



1位・カナダ   5試合5勝0敗
2位・日本    4試合3勝1敗
3位・アメリカ  4試合3勝1敗
4位・台湾    5試合3勝2敗
(現地時間14日終了時点)







shozf5 at 05:59│ 今日も元気に女子野球! 
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


長谷川晶一著作物
Recent Comments
楽天市場