2012年08月13日

【マドンナジャパン】カナダ奮戦記・その3

小西・試合前

現地時間11日13時半、ついに日本にとっての
今大会初戦となるオランダ戦がスタートしました。

初戦のマウンドを託されたのが、投手陣最年長の小西美加。
前日にこの日の先発を告げられた小西投手は、
午前中に行われた全体練習でも別メニューで、
協会理事長でもある大倉孝一氏から、
入念なマッサージを受け、注目のマウンドに上がりました。

試合前ミーティング


注目の初戦、スターティングメンバーは、

1番・三浦伊織(8)
2番・六角彩子(5)
3番・川端友紀(6)
4番・西朝美(2)
5番・中村茜(7)
6番・金由起子(3)
7番・大山唯(DH)
8番・志村亜貴子(9)
9番・中野菜摘(4)

P・小西美加


前日にはアメリカに0−10でコールド負けしたオランダは、
正直なところ、かなり格下であることは否めません。

勝利は手堅いところでしたが、問題は勝ち方です。
9日間で9連戦という過酷な日程を余儀なくされた
日本チームに勢いづかせるためにも、
完膚なきまでに叩きのめす戦いを、僕は期待していました。

球場全景


しかし、日本選手20名たちは、僕の期待や事前の想像を
はるかに上回る、たくましさを身につけていました。

1回表、1番の三浦から8番・志村まで、
3四死球を含めた5連打の猛攻を見せます。
打者一巡の怒涛の攻撃で初回に9点を挙げました。

前夜、新谷博監督がポツリと言いました。


「しかし、今回の日本打線は相当なものだぞ」と。


僕は、目の前の超破壊的打線を見ていて、
ふと、この言葉を思い出しました。

しかし、人間の欲というのは限りないものです。
大充実の攻撃陣に満足しながらも、
さらなる欲求が芽生えてきます。

(ここは、何としてでも完封勝利を!)

そして、小西投手はその期待に応えてくれました。
初回にピンチを作ったものの、後続を抑えて、
無事に切り抜けると、見事に0封。

4回からは代表初選出の吉井萌美投手が、
マウンドに上がり、見事な投球を披露しました。

吉井


結局、試合は21対0という大勝利に終わりました。
打撃陣は容赦のない攻めを見せ、
ベテランと新人の2人の投手が、
大量得点に気を許すことなく見事に試合を締めました。

試合後、吉井投手に話を聞くと、


「マウンドに上がるときには緊張しなかったんですけど、
最初の打者を抑えて、(よし、いける!)と思ったら、
2人目の打者のときから手が震えてきて、
緊張がとまりませんでした(笑)」



と笑顔で答えてくれました。
ちなみに、現地時間11日ということは、日本は12日。
8月12日は吉井投手の19回目の誕生日。

記念すべき代表デビューと自身のバースデーを、
堂々たるピッチングで、自ら祝福しました。



……さぁ、現在は12日の午前11時前。
注目の第2戦・アメリカ戦が19時半から行われます。
今日は昨日のような試合運びはできません。

日本チームはどんな戦いを見せるのか?
引き続き、当ブログで続報をお届けします。


追伸
宿舎に戻った後、吉井投手のバースデーケーキが
サプライズで用意されていました(笑)。







shozf5 at 01:53│ 今日も元気に女子野球! 
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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