2009年11月22日

ヤクルト青木とジョニー黒木のトークショー!

event

一昨日(13日)、原稿を書いていると携帯が鳴った。
ディスプレイの表示は、お世話になっている編集者。

(……仕事の話かな……)

そんな思いで、電話に出ると彼が言う。

「長谷川さんって、ヤクルトファンでしたよね?」

その質問は、僕にとっては、

「土曜日の次って、日曜日でしたよね?」

と同じ意味を持つ、至極当然、当たり前すぎる質問だった。

「うん、そうだけど……」

そう答えると、彼は「もしよかったら……」と切り出した。
詳しく話を聞くと、今週の土曜日(21日)に、
ヤクルト青木宣親選手のトークショーが表参道であるという。
で、そのチケットがあるので「いかが?」ということだった。

付け加えるならば、僕はヤクルトファンであると同時に、
現役選手の中では、早稲田の後輩だし、青木選手が最も好きだ!

土曜日は取材が一本入っていたのだけれど、
トークショーの始まる直前に終了する予定だったので、
「ぜひ、喜んで!」ということで、参加してきた。


会場には、多くの青木ファンが詰めかけていた。
そのほとんどが女性ファンだったように思う。

トーク内容は、結婚のことにはまったく触れず、
手術後の経過について、今年のヤクルトについて、
そしてWBCでの戦いについて、4割の可能性について、
数年後のメジャー挑戦の可能性についてなど、
比較的、穏当なテーマに終始していた。

個人的には、青木と同じ宮崎県人として参加していた
ジョニー黒木氏の98年17連敗の時のエピソードがよかった。

チームが16連敗の泥沼状態にある中、
満を持してマウンドに上がったエース・黒木。
試合は9回二死、ロッテのリード。
「あと一人」抑えれば、チームの連敗はストップする。
以下、その場面を。



このシーンの影響もあって、黒木は「魂のエース」と呼ばれ、
多くのファンの記憶に残る選手となったわけだが、
今日のトークショーにおいて黒木氏は言った。
(以下、発言内容はおぼろげな記憶から)

「この場面で、みんなからよく頑張ったとか、
 感動したとか、慰められたりしたけれど、
 たった一人から、怒られたんです。
 ……それが、小宮山(悟)さんだったんです」

 
同点ホームランを打たれた直後。
力投を続けていた黒木は精根尽き果て、マウンド上にひざまづいた。
その姿を見て、小宮山は黒木に対して叱責したという。

「まだ試合が終わったわけでもないのに、ひざまづくなんて、
 あの時点で、お前はすでに負けていたんだ」



数年前に、小宮山氏にインタビューをしたことがある。
テーマは、彼が考える日米野球比較文化論だったのだが、
その理知的な話しぶりと説得力のある話ぶりに
いたく感動した思い出がある。

……青木ファンでありながら、
黒木の語る小宮山話が一番思い出に残るとは思わなかった(笑)。

でも、手術も無事に成功し、経過も良好のようで何より何より。
来年も、青木選手の雄姿を見るために神宮に駆けつけます!



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PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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