2009年10月21日

第二の人生を歩む、ということ

入来&染田打撃投手

ここ数日、ハードだけれども、手応えのある取材が続いていた。
特に印象に残ったのが、2人の男のインタビュー。

一人は、今季限りで現役を引退した清水崇行(元巨人など)。
そして、昨年限りで現役を引退した入来祐作(元巨人など)。

清水選手には、昨年のシーズンオフ、
13年間在籍した巨人から西武に移籍直後にも取材をした。
あれから一年が経ち、彼は現役引退を決めた。

一年前のインタビューでは「現役を辞める理由が見つかるまでは、
辞められない」と言っていたが、
一年の時を経て「辞める理由が見つかった」とのこと。

現役時代にはあまり発言する機会がなかった氏の話は、
2時間半ほどに及んだ。野球を始めた頃から、
中、高、大学時代について、巨人について、
その独特の打撃理論について、たっぷり話を聞いた。

あまり語られることのなかった話ばかりだったので、
ついつい夢中になってその話を堪能した。

しかも、この原稿は20000字というボリューム。
彼の高校、大学時代の恩師の話を交えつつ、
これからたっぷり、じっくりと書きたいと思う。


その翌日、今度は横浜ベイスターズの秋季練習を見に、
横須賀まで出かけ、入来祐作氏に、じっくり話を聞いた。

巨人のドラフト1位として入団。その後、日本ハムからアメリカに渡り、
昨年帰国し、横浜でその現役生活を終えた。

彼には「ドラ1の誇り」と、「渡米の是非」について、
そして、「第二の人生の決断」について話を聞いた。
現在は、横浜の打撃投手である彼の話も、
同じく30代後半の自分にとっては、重いものだった。


どんな選手でも、現役を引退する時はやってくる。
そのときに、どんな誇りを持って引退できるか?
第二の人生において、どんな生き方を選ぶか?
さまざまな問いを自らに課し、その答えも曖昧なまま、
それでも、自ら道を切り拓いて生きていかねばならない。

僕がプロ野球に惹かれるのは、競技自体の面白さはもちろん、
そのプレーヤー個々の人生が透けて見えるからなのだと思う。


20代を懸命に駆け抜け、30代も終わりを迎えつつある今。
僕自身も、自分の「これから」をしっかり考えてみたい。



※写真は、入来祐作&染田賢作、両打撃投手。
入来氏は96年の巨人ドラフト1位。
染田氏は04年の横浜自由枠獲得選手だが、昨年、現役を引退した。




shozf5 at 15:27│Comments(2)TrackBack(0) スタジアムでビール! 

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この記事へのコメント

1. Posted by JIROU   2009年10月24日 12:06
 こんにちは。ご無沙汰しています。
 30後半というのは、僕らの社会では、仕事に重みが出てきて、いよいよこれからという時期です。プロ野球選手はその時期に第一線を退くわけですよね。解説者やコーチとして残れる人も一握りなんでしょうね・・・。
 清水選手の巨人時代の全盛期は凄かったです。現在、同じ9番を付けている亀井選手と似ている印象を受けます。インタビュー記事、楽しみにしています。
2. Posted by SHO   2009年10月24日 16:27
JIROUクンへ

こんにちは。ご無沙汰しています。
お互い30代最後の年ということで、
いろいろ期する思いもあると思います。

いい仕事ができるよう、いい40代を迎えられるよう、
お互いに頑張りましょう!

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PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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