2009年02月26日

アントニオ猪木6時間インタビュー


二・二六事件――。

陸軍皇道派の影響を受けた青年将校たち。
彼ら血気盛んな若者たちが1483名の兵を率て、
「昭和維新断行・尊皇討奸」を標榜して
起こしたクーデター未遂事件。

あれから、73年。


2009年2月26日――。


私的「二・二六事件」というか、
プロレス的には「ニー・テン・ニーロク決戦」と言うべきか。
今日、私的一大事件があった。



……スミマセン。
かなり大げさすぎました(笑)。


今日、都内某ホテルにて、ついに念願の
アントニオ猪木インタビューをした。
しかも、6時間の長丁場。


知っている方はご存じの通り、
知らない人は、今覚えてほしいのだけれど、
僕は、猪木信者だ。


95年には、ただ猪木さんの試合を見るためだけに、
北朝鮮に行き、モハメド・アリと写真を撮って
浮かれまくった経験もある。
(左上にその写真があります(笑))


そんな僕にとって、今日初めて、
アントニオ猪木氏のインタビューの機会が訪れた。

これまでに「猪木インタビューを」という
依頼を受けたことも、実はあった。

でも、そのときは「その日は別の予定が」と断った。
ホントは、予定なんか何もなかったのだけれど、
わずか30分のインタビューのために、
憧れの猪木さんに会いたくなかったというのが
本当のところだった。


インタビュアーとしては、猪木さんに会いたいという
思いを抱きつつ、幼い頃からの憧れの人に、
わずか30分だけ会うことが、なぜかイヤだった。


一インタビュアーとして、きちんと向かい合えるのならまだしも、
お互いにお約束のルーティンインタビュー、
聞くことも、答えることも決まっている取材ならば
「誰か他の人に」という思いがあったし、
僕は誰かが書いた記事でも、十分楽しめていた。


でも、今日は初めて猪木さんインタビューをした。
それはひとえに「6時間」という長丁場を与えられたからだった。


1人の人に長い時間のインタビューをするということは
やったことがある人にしかわからないかもしれないけど、
かなりの重労働だし、かなりのプレッシャーがある。

けれども、猪木さんに6時間の時間をいただき、
じっくりと一対一で話を聞ける機会など、
もう、2度とないと心からそう思った。


だから、取材に臨んだ。


できうる限りの準備をして臨み、
でも、そんな準備をあざわらうかのように、
話が、予期せぬ方向に四方八方に転がる。
そんな理想的な状況をイメージして臨んだ。






……で、先ほど、6時間のインタビューが終わった。
はたして、無事に終わったのか、
オレは、単なる猪木ファンではなく、
一インタビュアーとして、きちんと仕事ができたのか?


正直なところ、現時点ではわからない。
けれども、ここから新たに原稿を書き、
さらに、今日の猪木さんの話をどう肉付けしていくのか、
新たな挑戦が始まるという、
心地いい緊張感に包まれているのも事実。



でも、たった一つハッキリしているのは、
今日のインタビューを通じて、ますます猪木ファンになったこと。
「実際に会って、幻滅したらどうしよう」なんて、
ホントにオレは浅はかだった。



猪木は猪木。



リアルにそう実感できた幸せを噛みしめつつ、
また明日の取材に備えたい。
でも、今日だけは、幸せな酒を呑ませてほしい。



この道を行けば、
どうなるものか、
危ぶむなかれ、
危ぶめば道はなし、
踏み出せば、
そのひと足が道となり、
そのひと足が道となる。

迷わず行けよ、
行けばわかるさ。
アリガトー!




今日、直接この詩を目の前で聞かせてもらった。
これで、うまい酒が呑めないはずがない。




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この記事へのコメント

1. Posted by まつい   2009年02月28日 10:36
素晴らしいですね!!
「猪木は猪木」、本当に素晴らしい!
ぜひとも記事を読みたいです。
楽しみにしています。
2. Posted by SHO   2009年03月01日 00:16
ごぶさたしています!
これから原稿を書くために、
しばらくの間、試行錯誤します。

随時、当ブログにその苦闘を(笑)、
経過報告していきます!
3. Posted by ムラゴロ   2009年03月02日 18:36
想像に難くない、苦労とプレッシャー
だったと思います。

お疲れした&羨ましいです!
4. Posted by SHO   2009年03月03日 04:03
ムラゴロさん

どうもです。
さすが、同業者(笑)。
この大変さ、わかってもらえるよね。
コメント、どうもでした。
5. Posted by JIROU   2009年03月29日 13:57
 お疲れさまです。
 猪木さんの本、早速予約しました。
 到着を楽しみにしています。
6. Posted by SHO   2009年03月30日 02:14
JIROUさま

こんにちは。
早速、どうもです。
改めて、ゆっくり話しましょう!

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PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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