2007年02月26日

あぁ、シルベスタ! あぁ、関根勤!

昨日書いた通り、今日はヒマな一日。
ゲラを戻すだけの寂しい一日。

ということで、昨晩から、ずっと
映画『ロッキー』を見続けている。
現在、「3」まで見終わった。

賢明なる当ブログ読者ならお分かりだろう(笑)、
このブログの第1回(2月2日付)でも書いたように、
いよいよ、明日、待ちに待った
『ロッキー・ザ・ファイナル』の試写に行く。

現在「3」まで見たけれど、意外だったのは、
セリフやシーンなど、割とディテールを覚えていたことだった。

そして、ふと気づいた。
僕は、「4」を観に行くときも、「5」のときも、
それまでの作品を全部おさらいしてから観に行っていたことに。
割と頻繁に、シリーズを通して観ていたのだ。

で、さらに思い出したことがある。
あれは「5」を観に行ったときのことだった。

当時、僕は大学生でライターをしていて、
たまたま、編集の人に試写状をもらって喜び勇んで観に行った。

当時は生意気な大学生だったので、
世間的に「3」も「4」も酷評されていたのは知っていたし、
僕自身でも、ちょっと「?」と思う点もなくはなかった。
(スタローンやロッキーが、ちょうど昨日発表されたラジー賞
常連だということを知ったのもそのころだった)

で、「年老いたロッキーが復帰するなんてあり得るのか?」と
多少、冷ややかな目を持ちながらの試写鑑賞だった。



映画が始まり、そして終わる。


――僕は、かなり感動していた。

けれども、僕の周りにいた、大御所の評論家たちは、
かなり冷ややかな反応で、「仕方ないね、スタローンも」的な
態度で、明るくなった会場で帰り支度を始めていた。

僕は、この感動を誰かと分かち合いたかった。


――そのとき!


会場内に、大きな拍手が響き渡る!


音の方向を見ると、それは関根勤氏だった!





映画の感動もあったけれど、それよりも何よりも、
あの冷ややかな空気の中で、
ひとりスタンディングオベイションをしている、
関根勤の姿は、実に神々しく、感動的だった!

遅ればせながら、僕も席を立ち拍手をする。

すると、僕と同じ思いを抱いていたであろう若者数人が、
立ち上がって拍手をする。

あのとき確かに、僕と、若者たちと、そして関根勤は
確かな絆で結ばれていた! 心の、ハンド・イン・ハンド!

その日、その場で僕は何とも言えない至福の時間を過ごした。


そんなことをたった今、思い出した。


さぁ、これから「4」と「5」を観よう。
「5」を観るのは、あの試写以来かな?

あのときと同じ感動を味わえるのか?
それとも冷ややかにスタローンを観る、
大人になった僕がいるのか?

さて、さて?









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PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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