2007年02月24日

19歳少女、カナダでの挑戦

昨日(23日)は、埼玉栄高校のパーティーに参加した。
「全国大会・関東大会 優勝・入賞祝賀会」と
題されたパーティーは、それは実に盛大なものだった。

なぜ、僕がこのパーティーに呼ばれたかというと、
昨年、埼玉栄高校の女子硬式野球部の物語を執筆したからだ。

『ワールド・ベースボール・ガールズ』と題されたこの本で、
僕は、ひとりの少女を中心に物語を構成した。

幼いころから野球に魅せられた少女は、
「女子が野球をすること」に伴う、さまざまな困難を
乗り越えて、実にたくましく、
そして楽しく野球に取り組んでいた。

その姿に打たれた僕は、彼女を中心に、
その仲間たちからも話を聞いて歩いた。

その彼女は今春、ひとりでカナダへと旅立った。

笠上夢果さんカナダにて
もちろん、野球をするために、である。

何の当てのないまま、独力でチームを探し、
自らを売り込み、そして見事にチームに入団し、すぐにレギュラーとなった。



「私は日本で鍛えられていますから!」

誇らしそうな笑顔で彼女は笑った。



笠上夢果さんアメリカ

偶然だが、昨日、彼女からメールが来た。

シーズンオフである現在は、旅行をする合間に
ひたすら英語の勉強に励んでいるという。

もうすぐ、カナダでも野球が始まる。
19歳の少女の挑戦が、今年も始まる。




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この記事へのコメント

1. Posted by wishgiver   2007年09月23日 04:27
昨日、この著書を一気に読みました。
読後感が爽快で、同時に彼女のファンになりました。
Amazonのレビューがなかったので、そちらにも書きましたが、このブログで彼女のその後を知ることができ、おまけに素敵な写真まで見せてもらって、とても元気が出ました。
ありがとうございます。
2. Posted by SHO   2007年09月24日 00:26
wishgiverさんへ

はじめまして!
このたびは、拙著を読んでくださって、
どうもありがとうございました。
また、レビューについてもまた、
ありがとうございました。

先日も、彼女に会ってきました。
また新たな展開が始まっています。

先日、編集者とも話をしましたが、
改めて、彼女の「その後」を
書く機会もありそうです。

おいおい、このブログでも彼女の
近況について、触れるつもりです。

今回はどうもありがとうございました!



3. Posted by さき   2013年02月10日 09:58
図書館で読みました。私は中学野球部なんで、「同じなんだ」と思ったところがありました。「男子と競えない」とか「コミュニケーション」
私は男子と競えないってことが悔しくて。だから、沢山練習した。そうしたら、競えないけど、認められました。

私は3年後夢果さんとは違う道を行きます。高校は男子と野球をやります。
長谷川さん。高校男子硬式野球部でも、日本代表に選ばれる可能性はありますか? 
4. Posted by 長谷川   2013年04月23日 09:41
さきさん
ご連絡が遅くなってごめんなさい。
男子高校野球部員でも、日本代表に選ばれることは可能です。
日本一有名な女子選手・片岡安祐美選手も高校時代は男子と一緒でした。
いろいろ大変なことも多いと思うけど、いい仲間を見つけて頑張って下さい!

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PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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