2012年08月

2012年08月31日

濱田のり子さん、宮内知美さんのブログでも!

私がアイドルだった頃
私がアイドルだった頃
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以前、ご報告した嶋村かおりさんのブログに続いて、
元・セイントフォーの濱田のり子さん、
元・ミニスカポリスの宮内知美さんのブログでも、
新刊『私がアイドルだった頃』をご紹介いただいています。



濱田のり子公式ブログ『ハートのおもてなし』・「発売中」

宮内知美公式ブログ『ともみんの実』・「私がアイドルだった頃」
そして、その翌日の「ピグーっ!」


とってもありがたいことです。
ぜひ、ぜひ、よろしくお願いいたします。



shozf5 at 11:25|Permalink 執筆、執筆、執筆…… 

2012年08月30日

「第8回全日本女子硬式野球選手権大会」、無事に終了!

尚美優勝!

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昨日、無事に「第8回全日本女子硬式野球選手権大会」終了。

カナダ・エドモントンでのW杯に引き続き開催された、
今年の全日本選手権大会は過去最多となる32チームが参加。

W杯戦士たちも、休む間もなく自分のチームに戻って参戦。
日の丸とは違うユニフォーム姿が、僕にも新鮮に映った。

決勝戦は、尚美学園大学対侍
両チームともに、日本代表選手が3人ずつ所属。
また、両チームともに、過去二度ずつの優勝経験を誇る。

強豪チーム同士の決戦は、11対3で、尚美が勝利。
二年連続三度目の優勝を飾った。

これで、尚美・新谷博監督は、W杯、全日本と完全制覇。
「世界一」と「日本一」の称号を手に入れた。

磯崎・寺部

尚美は、W杯MVPの磯崎由加里投手に加え、
2年生の寺部歩美投手の両輪が活躍。


花咲徳栄高校時代の寺部さんの剛腕は印象深い。
大学で伸び悩んでいるように映っていたけれど、
ぜひ、今後のさらなる飛躍に、ぜひ期待したい。

4番を任された大山唯選手の打撃は図抜けていた。
下半身の安定したあの打撃フォームは実に美しい。

侍・準優勝

2位は侍。
W杯戦士の中島梨紗、直井友紀、六角彩子の
クリーンアップは破壊力抜群だった。

三位・アサヒトラスト

3位はアサヒトラスト。
志村亜貴子、西朝美ともに、W杯の疲労を抱え、
さらに満身創痍の身体で奮闘した。
未来のジャパン候補・高校2年生の加藤優選手は、
その潜在能力の高さを、ここでも証明した。

(余談だけれど、加藤さんを見ていると、
僕は、カープの堂林のようなきらめきを覚える)

三位・成美

元ジャパン・キャプテンの長野監督率いる福知山成美は、
もはや日本を代表する強豪チームに成長した。
川口琴、木下ゆみ、古谷恵菜ら、豪華投手陣は、
今後、どれだけ成長していくのだろうか?


……僕にとっても、カナダ、松山と、
女子野球漬けの8月が終わろうとしている。

けれども、これから久々に女子野球について、
まとまった原稿を書こうと思っている。
試合は終わったけれど、取材はこれからだ。

彼女たちから、どんな言葉が聞かれるのか?
楽しみに、来るべき9月に備えたい。

shozf5 at 10:34|Permalink 今日も元気に女子野球! 

2012年08月29日

尚美学園大学優勝!

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第8回全日本女子硬式野球選手権大会、
決勝戦は11対5で尚美学園大学が優勝!

寺部投手が完投で、
2年連続3回目の優勝!


shozf5 at 14:30|Permalink

第8回全日本女子硬式野球選手権決勝!

先ほど、決勝戦がスタート。

侍 対 尚美学園大学

先発は、侍・黒崎、尚美・寺部。

ただいま、2回が終わって、3対2で侍がリード。

侍・中島、尚美・磯崎への継投がポイントか?

shozf5 at 12:29|Permalink 今日も元気に女子野球! 

2012年08月28日

第8回全日本女子硬式野球選手権大会で完全試合!

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尚美学園大学対オール成美戦で、
尚美の磯崎由加里投手が完全試合!
先日のW杯でMVPを獲得した実力はダテじゃない。

当の本人は、ヒットを打たれていないことには、
気づいていたものの、四死球を出していないことは、
気づいていなかったのがおかしい(笑)。

さて、本日、ベスト4が出揃った。
明日は9時から、

尚美学園大学 対 アサヒトラスト

侍 対 福知山成美

さあ、どんな試合になるのか?
注目の磯崎投手は、どこで登板するのか?





shozf5 at 15:24|Permalink

「第8回全日本女子硬式野球選手権」4日目・その2

「第8回全日本女子硬式野球選手権」、大会4日目。

アサヒトラスト 対 新波
10 対 0

先発は、トラスト・今井、新波・河西。
W杯でヒザを負傷した西選手、スタメン復帰。

ハマンジ 対 オール京急レンジャーズ
5 対 2


ベスト8がすべてで揃った。

尚美学園大学
オール成美
アサヒトラスト
平成国際大学
尚美CROSS

ハマンジ
福知山成美

本日15時からは、

アサヒトラスト 対 平成国際大学

ハマンジ 対 福知山成美





shozf5 at 10:46|Permalink 今日も元気に女子野球! 

2012年08月27日

「第8回全日本女子硬式野球選手権大会」開催中!

アサヒトラスト優勝・2009

※写真は2009「第5回大会」、アサヒトラスト優勝の瞬間

さて、W杯の余韻も冷めやらぬ中、愛媛・松山では、
「第8回全日本女子硬式野球選手権大会」が開催中。

坊っちゃんスタジアムとマドンナスタジアムで、
29日まで、全32チームが参加する熱い大会。

カナダ帰国後の原稿の山に忙殺されていたものの、
ようやく(いや、無理やり)ケリをつけ、僕もこれから松山入り。

つい先日まで日の丸を来ていたマドンナ・ジャパンの面々が、
それぞれ異なるユニフォームで激闘を繰り広げる面白さ。

……ちょっと眠いけど、これから出発します!





shozf5 at 07:06|Permalink 今日も元気に女子野球! 

2012年08月25日

嶋村かおりさんのブログで……!

昨日は、新刊『私がアイドルだった頃』の発売日。
多くの方から、お祝いのメールをいただき恐縮です。
本当に、どうもありがとうございます。

さて、本書に登場してくれた嶋村かおりさんが、
ご自身のブログで、この本の取材時に触れています。


……詳しくは、以下をクリックして下さい!
「嶋村かおりの○○な日々。」・「私がアイドルだった頃」発売日

僕自身も、とても印象に残っているインタビューだったので、
彼女のブログを読み、当時のことがよみがえってきました。

外見の美しさは往時のままでしたが、
それ以上に、彼女の吐き出す言葉の強さと潔さ、
そうしたことが、より強く印象に残っています。

私がアイドルだった頃
私がアイドルだった頃
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……さて、現在は次の新刊の仕込みの真っ只中です。
もう少ししたら、詳細をご報告できると思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!




shozf5 at 09:08|Permalink 取材・インタビュー…… 

2012年08月24日

新刊発売と『深イイ話』……、2つのお知らせです!

私がアイドルだった頃
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いよいよ本日24日、半年ぶりの新刊となる、
『私がアイドルだった頃』が発売されました。

これは、ここ数年行ってきた「元アイドル」連載の中から、
13名をピックアップし、大幅に加筆を行ったものです。


本書に登場する13名の元アイドルたちは、
みな一様に、傷つき倒れ果てた経験を持ちます。

けれども、これもみな一様に、再び立ち上がり、
真っ直ぐ、前を見据えて、もう一度歩き始めます。

――アイドルとは何なのか?

――それでも、なぜ彼女たちは芸能界に固執するのか?


そんな想いを抱えながら話を聞いた集大成です。
ぜひ、ぜひ、ご一読いただければ幸いです。


さて、もう一つお知らせです。
来週27日放送の『人生が変わる 1分間の深イイ話』。

この番組に、拙著『不滅』のエピソードが登場します。
この日のテーマは「野球の魅力を本気で語るSP」。


不滅 元巨人軍マネージャー回顧録
不滅 元巨人軍マネージャー回顧録
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当時、巨人のエース格だった槙原寛己氏。
彼が成し遂げた完全試合の陰に、
マネージャーだった菊池幸男氏の存在があります。

完全試合の裏側にあった、「あるエピソード」、
そして、槙原氏引退時の「後日譚」……。


ぜひ、こちらもご覧いただければ幸いです。

……宣伝ばかりで、失礼いたしました(笑)。


shozf5 at 16:08|Permalink 執筆、執筆、執筆…… 

2012年08月23日

新刊『私がアイドルだった頃』、8月24日発売です!

私がアイドルだった頃
私がアイドルだった頃
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ここ1ヵ月、女子野球ワールドカップ取材準備で、
仕事らしい仕事を、全然していなかった……。

フリーランスとしては、非常にまずいのだけれど、
それでも、ようやく形になる「仕事」もある。

ということで、来週24日、新刊が発売されます。
タイトルは、私がアイドルだった頃

アマゾンの「内容紹介」を引用すると、

全盛期には語ることのできなかったアイドルたちの想い。 元おニャン子、元少女隊、元セイントフォー、元ギリギリガールズ、元ミニスカポリス、元チャイドル、元着エロクイーン…。さまざまな形で時代を駆け抜けた元アイドルたちが苦しみもがき続けた「あの頃」を赤裸々に振り返る。


「現役アイドル」であるAKB48のインタビュー原稿から始まり、
「元アイドル」13名、それぞれの物語があり、
某「元国民的アイドル」のインタビュー原稿で終わるという内容です。


本文中には「自殺未遂」、「レイプ未遂」、「精神の変調」、
「大借金」、「夜逃げ」、「人間不信」「陰謀と謀略」など、
スキャンダラスなエピソードが数多く語られていますが、
それでも、強く、凛々しく生きていく女たちの物語です。


決して、悲惨で陰鬱な物語にならないように筆を執りました。
ハードカバー400ページで、読み応えがあると思います。
8月24日発売です、ぜひぜひ、よろしくお願いいたします!







shozf5 at 01:53|Permalink 執筆、執筆、執筆…… 

2012年08月20日

【マドンナジャパン】カナダ奮戦記・その11・日本優勝!

志村キャプテン

第5回女子野球ワールドカップ。
日本代表、マドンナジャパンは、見事に優勝しました!

日本代表20名はホントにカッコよかった!
僕自身、これから生きていく上での勇気をたくさんもらいました。

磯崎・トロフィー


大会MVPを獲得した磯崎由加里投手の力投
準決勝、決勝と、ひとつも負けられない試合で、
見事に勝利を飾ったその雄姿は、惚れ惚れするカッコよさ。

プロ5名と新谷監督


今回初召集されたプロ5名は、
普段とはまったく違う役割を淡々とこなしつつ、
大事な場面できちんと結果を残しました。
まさに「さすが、プロ」という仕事ぶりを見せてくれました。

日本三連覇


ホントに強いチームでした。

試合終了直後、大急ぎで原稿を書きました。
今週水曜日発売の、『週刊ベースボール』に、
この大会のレポートが掲載されます。
もしよかったら、ぜひご覧ください。

……そして、この大会については、ぜひ書籍にするつもりです。
詳細が決まったら、このブログでご報告します。
どうぞよろしくお願いいたします。


さて、こちらは現地20日の午前1時。
これから、祝勝会の二次会に繰り出します(笑)。

帰国したら、改めてレポートいたします!
本当にマドンナジャパン、みんなカッコよかった!



shozf5 at 16:43|Permalink 今日も元気に女子野球! 

【マドンナジャパン】カナダ奮戦記・その10・決勝進出!

磯崎

順当に予選リーグ7試合を6勝1敗で1位通過したマドンナジャパン
18日からは、予選上位4チームによるトーナメント戦がスタート。

新谷博監督率いる日本チームは、18日15時から、
予選4位のオーストラリアと準決勝を戦いました。

大事な一戦を任されたのが、尚美学園大の磯崎由加里。
予選3戦目のキューバ戦に先発して5回完封、
同じく6戦目のオーストラリア戦にリリーフし2回パーフェクト。
今大会、絶好調の21歳、頼れる右腕です。

速いカーブと遅いカーブ、それぞれカウント球、勝負球となり、
ストレートのキレもいいため、緩急で勝負できる好投手です。

注目のスターティング・メンバーは以下のとおり。

1番・中野菜摘(4)
2番・六角彩子(5)
3番・三浦伊織(8)
4番・西朝美(2)
5番・川端友紀(DH)
6番・金由起子(3)
7番・中村茜(7)
8番・出口彩香(6)
9番・志村亜貴子(9)

P・磯崎由加里


投手以外は、前夜のカナダ戦と一緒のオーダーです。

清水コーチと外野陣

試合前には、清水稔コーチが外野陣を集め、
ミーティングを行っていました。

前夜のカナダ戦といい、予選のアメリカ戦、オーストラリア戦と、
外野への飛球が、思いのほか伸びることへの注意でした。
この試合では、長打ケアを優先することが確認されました。

さて、磯崎投手は、この日も絶好調でした。
初回を三者凡退に抑える上々の滑り出し。

ただ、少し気になったこともありました。
僕の取材メモには、
「スローカーブ多投気味」と走り書きが残されています。

しかし、オーストラリア打線は磯崎投手のカーブに
まったくタイミングが合いません。

3回に1点を失いますが、走者を出しながらも、
要所を締めて、付け入る隙を与えません。

一方の日本打線は、先制を許したものの、
3回裏に、相手のエラーで同点に追いつき、
1番・中野選手の、この日2安打目となるセンター前、
3番・三浦選手のセンターオーバーツーベースで、
合計3点を挙げて、一気に逆転。試合を優勢に進めます。


さらに、その後も日本チームは加点し、5対1で勝利します。


試合終了直後、磯崎・西のバッテリーに話を聞きました。
聞きたかったのは、「スローカーブの多投について」です。


磯崎・西

開口一番、西捕手は言いました。

「意識としては、カーブ8割、ストレート2割のつもりでした」

その比率に驚いていると、西選手が補足してくれました。

「磯崎のカーブは、わかっていても打てないんです。
私が普段、イソと対戦するときも、そうなんです。
たとえ4球続けられても、まったく打てない(笑)」


この「8対2」の割合で、前半は行けるところまで行き、
タイミングが合い始めたところから、パターンを変える。
それが、磯崎・西のバッテリーと新谷監督の作戦でした。

さらに、西選手の頭にあったのは、

(もし自分なら、どんな配球がイヤか?)

という思いでした。
今大会、すでに3つも敬遠されている世界的強打者の
西選手の「打者としての視点」が、磯崎投手の、
さらなる長所を引き出したといえるのかもしれません。

こうして、オーストラリア打線は最後まで磯崎投手のカーブを
とらえることはできず、手も足も出ないまま敗れ去りました。

試合後ミーティング

試合後、新谷監督は「いいゲームだったね」と振り返りつつも、
「すべては明日!」と、さらに気を引き締めていました。


そして、この試合の後、カナダ対アメリカ戦が行われ、
この試合の結果、19日の決勝戦は日本対アメリカに決定。

予選リーグで、日本が唯一の敗戦を喫している相手だけに、
ぜひここでリベンジを果たし、初の三連覇を実現させたいところ。

……さぁ、泣いても笑ってもあと一試合。
ただいま、現地時間の11時。
決戦開始まで、あと6時間。つづきは「その11」にて!


shozf5 at 02:01|Permalink 今日も元気に女子野球! 

2012年08月19日

【マドンナジャパン】カナダ奮戦記・その9・予選1位通過!

出口・中野

カナダ・エドモントン、現地時間17日19時半。
第5回女子野球ワールドカップ大会8日目。
予選リーグ最終戦となるカナダ戦が行われました。

ここまで、カナダは6戦6勝、対する日本は6戦して5勝1敗。
この試合前にアメリカがベネズエラに敗れ5勝に終わったため、
このカナダ戦に日本が勝利すれば、ともに6勝1敗で並び、
当該国間の勝敗により、日本の1位通過が決定します。


すでに予選通過を決めているとはいえ、
1位通過すれば、準決勝は4位のオーストラリアと、
2位通過ならば、準決勝は3位のアメリカと戦います。

予選リーグでアメリカに敗れている日本としては、
ぜひとも1位通過を果たして、オーストラリアに勝ち、
アメリカとカナダの潰し合いを待ちたいところ。

大事なこの試合、先発はアメリカ戦以来となる新宮有依

新宮・カナダ国旗

日本屈指の速球派の右腕に期待がかかります。
注目のスターティング・メンバーは以下のとおり。

1番・中野菜摘(4)
2番・六角彩子(5)
3番・三浦伊織(8)
4番・西朝美(2)
5番・川端友紀(DH)
6番・金由起子(3)
7番・中村茜(7)
8番・出口彩香(6)
9番・志村亜貴子(9)

P・新宮有依


金曜の夜ということもあって、テラス・フィールドには多くの観客が。
もちろん、その大半は地元・カナダの応援ばかりです。
久々に本格的なアウェイ状態の中で、日本はどう戦うのでしょう。

定刻より2分遅れて、19時32分、試合が始まります。

前回のアメリカ戦同様、ブルペンでは絶好調だった新宮投手。
しかし、立ち上がりからカナダ打線につかまります。
先頭打者にツーベース、2番にライトへ運ばれ、いきなりのピンチ。
3番を三振に斬ったものの、4番のファーストゴロで1点を失います。

この回は何とか1点で切り抜けた新宮投手でしたが、
アウトになった打球も当たりの鋭いものばかりでした。

それでも、世界有数の超強力打線を誇る日本打線は、
1回裏、4番・西選手の2点タイムリー、
2回裏には2番・六角選手、3番・三浦選手のタイムリーで追加点。

そして、3回には出口選手のスクイズで、さらに1点。
とどめは4回、二死満塁から金選手の走者一掃ツーベース。
中村選手のセーフティースクイズと、怒涛の攻撃で9得点。
4回を終えて、得点は9対1。試合を決めたかに見えました……。

日本ベンチ

それまで慌しかったブルペンも、ようやく落ち着き、
明日以降を見据えた調整の場となっていました。

しかし――。

野球とは、目に見えない「流れ」というものを、
いかに自軍に引き寄せるかというスポーツ。


日本が手にしていたと思えた「流れ」は、
知らず知らず、カナダへと傾いていました。

ワイルドピッチがからんで2点を失った5回裏。
失点を喫した後の大事な5回に日本は三者凡退。
続く6回も、いい当たりを放つものの三者凡退。

それでも得点は9対3で、最終回を迎えます。
この時点で、マウンドには吉井萌美。
新宮、吉井の平成国際大学コンビの継投で、
勝利はもう目の前まで来ていました。

ブルペンでは、もう誰も投げていません。
中島梨紗投手はすでに明日に備え、アイシングをしています。

しかし、ここからカナダの怒涛の攻撃が始まります。
吉井投手が連打を許し、ここまで2勝の小西美加にスイッチ。
しかし、小西投手もカナダの勢いをとめられず、
大慌てで、今大会絶好調の里綾実に交代します。

クールダウンしていた中島投手は、右肩の氷袋を外し、
ブルペンでの投げ込みを始めています。

得点は9対7。一死満塁の大ピンチ。
長打が出れば、逆転というケース。

ここで、里投手は何とか踏ん張り、
ダブルプレーで、日本は薄氷の勝利を収めました。

試合後整列


試合後、新谷博は満面の笑みで「疲れた……」とひと言。
しかし、その後すぐに表情が引き締まり、

「油断があったとはいわないけど、あそこまでカナダが粘るとは。
継投に関しても、常に万全を期さないといけないな。

明日からは負けられない戦いが続く。
全力で勝ちに行きますよ」


新谷監督


試合終了時点で、すでに22時を回っていました。
監督にとっても、選手にとっても長い一日は、こうして終わりました。

……さぁ、現地時間18日15時からは準決勝・オーストラリア戦
予選で10対0でコールド勝ちした相手とはいえ油断は禁物。
監督の言葉にあるように、全力で勝利を目指してほしいもの。

この続きは、また明日。「その10」にて。


1位・日本          7試合6勝1敗
2位・カナダ         7試合6勝1敗
3位・アメリカ        7試合5勝2敗
4位・オーストラリア    7試合4勝3敗
5位・台湾          7試合3勝4敗
6位・ベネズエラ      7試合3勝4敗
7位・キューバ       7試合1勝6敗
8位・オランダ        7試合0勝7敗
(現地時間17日終了時点)




shozf5 at 01:14|Permalink 今日も元気に女子野球! 

2012年08月18日

【マドンナジャパン】カナダ奮戦記・その8

中島・試合前

カナダ・エドモントン、現地時間16日・15時。
第5回女子野球ワールドカップ、大会7日目。
日本対オーストラリア戦が行われました。


ここまで、5試合を戦い、4勝1敗の日本と、
同じく5試合を行い、3勝2敗のオーストラリア。

この日の試合前、日本女子野球協会・長谷川一雄会長から、
「世界の王さん」から届いたメールの文面が発表されました。


「厳しい条件なのは、どこも同じ。
一戦、一戦を大切に戦ってください」



この日、台湾がアメリカに破れたために、
この試合に勝てば、日本の4位以上が確定。
ベスト4に進出し、決勝リーグへと駒を進められます。

この日の先発は、かつてオーストラリアリーグに所属し、
プレーをしていた経験を持つ、中島梨紗。

中島 ・試合前


相手の先発メンバー10名のうち8名は、
かつてのチームメイトや対戦相手だったといいます。

互いに手の内を知り尽くしている戦いは、
はたして有利に働くのか、それとも……。

この日の、スターティングメンバーは、

1番・中野菜摘(4)
2番・出口彩香(6)
3番・三浦伊織(8)
4番・川端友紀(DH)
5番・六角彩子(5)
6番・直井友紀(2)
7番・大山唯(3)
8番・萱野未久(7)
9番・志村亜貴子(9)

P・中島梨紗


キューバ戦で、打球を左目に当てて負傷退場した
萱野選手も、この日から無事にスタメン復帰です。


そして、試合が始まります。

中島投手は初回、先頭打者にヒットを許すものの、
見事な牽制球でアウトにします。
しかし、3番打者にフォアボールを出します。
この場面は4番をサードゴロに仕留め、
まずまずの立ち上がりを見せました。

先制点の欲しい日本でしたが、1回裏に、
いきなりチャンスが訪れます。

1番・中野菜摘、2番・出口彩香の連続フォアボールで
チャンスを作ると、3番・三浦伊織が投手前にバントを決め、
これを相手投手が暴投する好きに1点を奪取しました。

続くバッターは、この試合で初めて4番を任された
京都アストドリームスの看板スターの川端友紀。

川端

打席に入る前に、新谷博監督は、
川端選手を呼び寄せ、何事かを耳打ちしました。

そして、川端選手はきれいに流し打ちをして、
レフト前にタイムリーヒットを放ちます。
試合後、この場面について話を聞きました。


「監督からは、“ベースギリギリに立って、
アウトコースを狙え”って、言われました」



監督の指示通りに忠実にプレーができる川端選手。
プロの世界で毎年活躍し続けているのも納得です。


その後、中島投手は徐々に調子を上げていき、
4回を無失点。後続を磯崎由加里に託します。

磯崎


13日のキューバ戦で完封した磯崎投手はこの日も絶好調。
5回、6回を打者6人でパーフェクトに抑えました。

こうして、日本代表は10対0でオーストラリアを退け、
見事に決勝リーグ進出を決めました。


さぁ、これで怒涛の9連戦も6試合を消化。
泣いても笑っても、残り3試合です。

明日は、全勝のホスト国・カナダとのナイトゲーム。
カナダに5対0で勝利すれば、予選1位通過となります。

1位通過すれば、4位・オーストラリアとの対戦。
2位通過となれば、3位・アメリカとの対戦。
当然、1位通過を狙いアメリカとの対戦は避けたいところ。

……ただいま、現地時間17日の10時半。
決戦のときまで、あと9時間です。
続きは、「その9」でお伝えします。

1位・カナダ         6試合6勝0敗
2位・日本          6試合5勝1敗
3位・アメリカ        6試合5勝1敗
4位・オーストラリア     6試合3勝3敗
5位・台湾          6試合3勝3敗
6位・ベネズエラ       6試合2勝4敗
7位・キューバ        6試合0勝6敗
8位・オランダ        6試合0勝6敗
(現地時間16日終了時点)




shozf5 at 01:32|Permalink 今日も元気に女子野球! 

2012年08月17日

【マドンナジャパン】カナダ奮戦記・その7

新谷監督・試合後ミーティング

カナダ・エドモントン、現地時間15日10時。
第5回女子野球ワールドカップ、大会6日目、
ベネズエラ対日本戦が行われました。


ここまで日本は4戦を行い、3勝1敗。
第2戦のアメリカに敗れたものの、まずまずの成績。
予選突破を確実なものにするためにも、
この日のベネズエラ戦は、何としてもモノにしたいところ。

注目の先発は、10年に行われた前回大会第4回W杯で、
開催国・ベネズエラ相手に好投した里綾実。

大きく曲がるスライダーと、打者の手元で
キュッと変化する小さなスライダーが武器の好投手。

里

この日の、スターティングメンバーは、

1番・志村亜貴子(9)
2番・中野菜摘(4)
3番・三浦伊織(8)
4番・西朝美(2)
5番・川端友紀(6)
6番・六角彩子(5)
7番・中村茜(7)
8番・金由起子(3)
9番・田中幸夏(DH)

P・里綾実


第3戦のキューバ戦以降、不動のクリーンアップで臨みます。

カナダの夏空

この日は、前日の大荒れだった天候が一転し、
肌を焼くような強い日差しの中での戦いとなりました。

期待の里投手は、堂々たるピッチングを見せてくれました。
初回を三者凡退に斬ってとると、2回にヒットを許したものの、
3回から6回まで三者凡退、凡打の山を築きます。

ストレートはスピードがあり、変化球のキレはよく、
ベネズエラ打線は面白いように空振り、
あるいは、内野ゴロ(特にショートゴロ)ばかりでした。

また、今日のアンパイアの判定も最初は不可解なものでした。

しかし、前回のアメリカ戦とは違って、広いなりに一定していたので、
2回以降は、アンパイアのクセを把握した上で、
日本打線は、2ストライク以降くさい球が来た際には、
ファールで逃げるという作戦で、2回に金選手の2点タイムリー、
5回には中野選手のショート内野安打で加点。

試合は3対0で、日本が勝利しました

里・試合直後

試合後の里投手は、うれしさを隠せない様子で、
「まったく疲れていません」と笑顔で語ってくれました。

……さぁ、明日16日からは、オーストラリア、
カナダと強豪国との戦いが始まります。
その模様は、引き続き「その8」以降でレポートします。


1位・カナダ         5試合5勝0敗
2位・日本          5試合4勝1敗
3位・アメリカ        5試合4勝1敗
4位・オーストラリア    5試合3勝2敗
5位・台湾          5試合3勝2敗
6位・ベネズエラ      5試合1勝4敗
7位・キューバ       5試合0勝5敗
8位・オランダ        5試合0勝5敗
(現地時間15日終了時点)




……なお、キューバの選手が一人亡命した模様。
一時、宿舎周辺は警察関係者に囲まれていました。
うーん、まさに国際大会。何が起こるかわからない。

shozf5 at 01:33|Permalink 今日も元気に女子野球! 
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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