2012年01月

2012年01月28日

私がヌードになった理由……後藤理沙インタビュー再び

私がアイドルだった頃
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年末年始、僕のブログを初めて訪れる人の多くが、
「後藤理沙 ヘアヌード」という検索ワードだった。

というのも、『週刊現代』の年末年始合併号で、
彼女のヌードグラビアが袋とじで掲載されたからだった。

2008年8月、「元アイドル」連載で後藤理沙の
インタビューをしたことを、このブログで書いた。

その日のことは、

「ヘアヌードはしない 〜後藤理沙さんインタビュー〜」

に書いた。このとき彼女は、

「雑誌社の人って、みんな私を脱がせようとするの」

と笑顔で語り、「でもね……」と少しだけ真剣な表情になって、

「私は後悔したくないから脱がないの」

と言葉を続けた。


それから1年半が過ぎ、彼女はヌードになった。


「元アイドル」連載の書籍化が決まり、ちょうど、
原稿に取り掛かろうとしていた矢先の出来事だった。

こうなった以上、以前取材したものだけでは、
物語を構成することはできない。
そこで、追加取材を試みることにした。

1年半ぶりに見る彼女は、前回よりもスリムになり、
肌のつやもよくなったような印象を受けた。

「いつものように、今日もスッピンです!」

……こうして始まった、追加取材。
テーマは、当然「脱ぐにいたった経緯とその心境」だ。

相変わらず、彼女の言葉は屈託がなかった。

詳細は単行本に記したいが、端的に言えば、
信頼できる旧知のカメラマンとともに、
「自分の作品を作る」という意気込みで、
ヌードになる決意をしたということだった。

――何年か経って、後悔することはないでしょうか?

そう尋ねると「ない!」とキッパリと言いきった姿が印象的だった。

さらに、ネット上で「(脱ぐのが)10年遅い」とか、
彼女のスタイルに対する批判を目にしたという彼女は、

若干の憤りとユーモアを交えて言った。


「ネット上で、“後藤理沙も堕ちたねぇ”って書かれてたんです。
 もう、それを見て頭にきましたよ。私は、
 “堕ちた”んじゃなくて、“上がる”ためにやってんじゃ、ボケ!」



威勢のいい言葉遣いが、耳に心地よかった。
はたしてどんな写真集が完成するのか?
写真集が完成したら、改めてその感想を聞くつもりだ。

完成した写真集を前に、果たして彼女はどんな言葉を吐くのだろう?


※追記・12.08.24
後藤さんのインタビューが収録された
新刊『私がアイドルだった頃』、発売されました。
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shozf5 at 02:58|Permalink 取材・インタビュー…… 

2012年01月25日

『独白 ――私がアイドルだった頃(仮)』、執筆中!

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ここ数日、一歩も外に出ずにひたすら原稿と格闘中。

来週から、プロ野球キャンプが始まり、
東京を留守にすることが多くなりそうなので、
今のうちにできるだけ書いておこうと企んでいる。

昨日のエントリーでも紹介した、「元アイドル」たちのドキュメント集、
『独白 ――私がアイドルだった頃(仮)』の原稿なのだが、
これが、楽しくて楽しくて、一心不乱に書き続けている。

ということで、ここ二日は一歩も外から出ていないので、
久しぶりの大雪の被害も受けていない。
と同時に、この四日間、一滴のお酒も呑んでいない(笑)。
こんなに禁酒しているのはいつ以来だろう?

本日(24日)も、ある元グラビアアイドルについて執筆。

現役時代に彼女が残したインタビュー資料を整理し、
僕が実際に行ったロングインタビュー原稿を見直し、
ときには、取材時の音声データを聞き直し、
そんなことを繰り返しながら、何とか形になってきた。

この本の原稿には、それぞれ思い入れがある。
それが読者にとって、鬱陶しくならないように気を遣いつつ、
でも、その思い入れこそ、文章の熱になるのでは?
そんなことを思いながら、執筆しているところ。

発売は、半年ほど先の夏前になると思う。
まだまだ時間はある。
まるで、書き惜しみするかのように、
少しずつ、少しずつ、じっくりと書き進めたい。


2012.08.24追記
ようやく、発売されました。
どうぞよろしくお願いいたします。
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shozf5 at 02:39|Permalink 執筆、執筆、執筆…… 

2012年01月24日

ごぶさたしていますの、長〜い近況報告です!

Facebookに徒然の出来事をつづっていると、
どうしても、このブログに何かを書こうという
気持ちが萎えてしまう。

……ということで、こちらの更新がおろそかに。

さて、簡単な近況報告です!

2月発売予定の次回作、『不滅 元巨人軍マネージャー回顧録』
何も問題がなければ、今週末に、ようやく校了します。
一度、発売を延期して、すべてを書き直した「問題作(笑)」です。

ときにはスポーツメーカー社員として、
ときには球団の用具係として、
ときには、長嶋監督のマネージャーとして、
40年にわたってジャイアンツを支えてきた男の物語です。

在職中の彼が残した膨大なメモを基にしながら、
当時の時代背景と、彼の奮闘を描きました。
あの王貞治さんが、推薦コメントをくれることに!
発売は2月24日の予定です!


7月発売予定の新刊は、現在、執筆作業中です。
こちらは、「元アイドル」15名ほどのドキュメントです。

タイトルは仮題ですが、
『独白 ――私が「アイドル」だった頃』にしようかな、と。

雑誌に連載したものをベースにしつつ、
追加取材をしたり、新たにエピソードを加えて、
大幅に書き直しているところです。

こちらは、かなり順調に進んでいます(笑)。
現時点では7月の発売を予定しています!


そして、秋口から年末にかけて出版しようと思っているのが、
すでに休刊した「ある雑誌」の物語です。

この雑誌にかけた人々の群像劇と、この雑誌が生み出したもの、
そんなものを描ければいいな、と思っています。

地味なテーマですが、ずっと心に引っかかっていたテーマです。
こちらは、資料収集&整理が一段落して、
今週末から、本格的に取材を始めることになりました。


これらの書籍企画と並行して、

「太平洋&クラウンライターライオンズ」連載取材も順調です。

取材途中にもかかわらず執筆しなければならないという、
雑誌連載の難しさを抱えながらで、僕としても、
「はたして、どんな結末になるのか?」と楽しんでいます。


同じく「元モー娘。」連載も、ここまで全8名の取材を終えて、
いよいよ大詰めを迎えています。

AKB48が大ブレイクしている中、僕はこの1年間、
モーニング娘。のことばかり考えていました(笑)。
その連載も、ついにエンディング間近。少し寂しいです(笑)。


また、1990年夏に、突然「夏」を失ってしまった
男たちの「その後」の物語
を書こうと思っています。

ある不祥事によって、突然「夏」を奪われた18歳の高校球児。
彼は、その後プロの世界に身を投じ、「エース」として活躍、
きちんと実績を残し、今では評論家として活躍中。

……あれから22年。彼も不惑を迎えた。
それぞれ40代を迎えた彼とチームメイトたち……。

あの「失われた夏」は彼らの中にどう息づいているのか?

ずっと取材したいと思っていたテーマにとりかかります。
こちらは「書籍用に」と思っていましたが、
いつまで経っても、とりかかれそうもないので、
「まずは雑誌で読みきりで」と決意して、スタートします。





……公私ともに不安定な精神状況ではありますが、
無理やりにでも忙しくして紛らわそうという思いも(笑)。

今後も、Facebook中心となりそうですが、
このように長いエントリーは、このブログにアップします。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!!








shozf5 at 00:55|Permalink ボーッとしながら考える 

2012年01月19日

生きていく上での指針について、「何を恥と思うか?」と、つかこうへいは言い、「何を【しない】か?」と、沢木耕太郎は言った。

年明け早々、刺激的なインタビューが続いていた。
正月気分の抜けきらぬ6日には、
ノンフィクションの巨人・沢木耕太郎氏のインタビュー

学生時代から、氏の著作を愛読していたので、
期待と楽しみと、不安と畏怖がないまぜで現場に臨んだ。

相手に威圧感を与えないように気遣いをする
氏のおかげで、インタビューは快調に進んだ。

たっぷり時間もあったので、ノンフィクション表現についての、
個人的な疑問もたくさん質問し、氏の意見を伺うことができた。

さて、その中で「氏の美学」について、
話題が及んだときに、彼は言った。


「美学なんて、大げさなものではないけれど、
行動の指針として意識していたのは、
何を“するか”ではなく、何を“しないか”ということ」



「これをしよう」というよりも、「これはしない」という基準で、
結果的に、自分の行動が規定されているのだという。


この話を聞いていて、ふと、故つかこうへいのことを思い出した。
インタビューをした際に、あるいは酒の席で、つかさんは言っていた。


「人として大切なのは、何を恥と思うか?、それだと思う」


「人間は決して、自分が恥ずかしいと思うことはしない」と、
つかさんは信じていた。

だから、「最近では恥の概念がどんどんなくなっている」と、
憤りと不安を口にしていた。


学生時代から憧れていた沢木耕太郎インタビューの途中で、
まさか、つかさんのことを思い出すとは思わなかった。


今年は、他にも刺激的なインタビューがあったのだけれど、
それは時間を作って、おいおい、アップしていきたい。







shozf5 at 18:40|Permalink 忘れられぬインタビュー 

2012年01月13日

「元アイドル」たちのドキュメント書籍、執筆中!

2月発売の新刊がいよいよ大詰めだったけれど、
今週初めに、ようやく一段落した。

最終のゲラチェックがもうすぐ終わるので、
それを待って、改めて詳細をご報告します。


で、息つく間もなく、7月発売の次回作の執筆に。
こちらは、「元アイドル」15名ほどのドキュメント

これまで取材を続けてきた21名の中から、
諸事情があって掲載できない(!)数名を除いて、
新たにインタビュー原稿や資料を整理し直して、
雑誌連載分に大幅加筆をして全面改稿しているところ。

連載開始当初から、「何とか一冊にまとめたい!」
そう思っていたテーマなので、これから三か月ほど、
この原稿に精力的に取り組んでいくつもり。

それにしても、この取材はどれも楽しかった。
登場していただいた人たちは、みんな魅力的だった。


アイドル時代のきらびやかで華やかだった話。
人気を失い、人がどんどん離れていく頃の話。
ヘアヌード写真を出す際の、葛藤と決意と覚悟。



雑誌発売後に、取材させてもらった人たちから、
おおむね好意的な反響をいただいたのも嬉しかった。

彼女たちの「想い」をきちんと描ければ、
下世話にならず、それでも読者の興味を得る、
そんな「物語」ができるはずだと信じて、頑張りたい!

※追記・12.08.24
上記の連載が『私がアイドルだった頃』として発売されました。
どうぞよろしくお願いいたします。
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shozf5 at 15:52|Permalink 執筆、執筆、執筆…… 

2012年01月03日

2012年、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

素晴らしい一年に!

(※写真は福岡ヤフードームにあった優勝記念オブジェ)

新年も無事に明けました。
明けまして、おめでとうございます!
今年も、どうぞよろしくお願いいたします!

さて、正月は実家でのんびりと過ごしました。

まったく原稿も書かずに、次の本の構成を考えたり、
買ったままで読んでなかった本を二冊ほど読んだり、
新たに取り組んでみたいことを考えてみたり、
つまりは、とりとめもなくボーッと過ごしていました。

40歳を過ぎて、遅ればせながら、恥ずかしながら、
世の中には思うに任せぬことがあったり、
人生は無限でないことを悟ったり、
いろいろなことを考え始めるようになりました。

今年も、やりたいことをいくつか企んでいます。
ぜひ、ご指導、ご鞭撻いただければ幸いです。
ぜひ、温かい目で見ていただけると幸いです。

……ということで、今年もどうぞよろしくお願いいたします!



shozf5 at 22:00|Permalink ボーッとしながら考える 
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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