2009年12月

2009年12月18日

ガニ股打法は、美しい!

種田仁氏!

年の瀬を迎え、のっぴきならない状況になってきた。
昨晩は、初めて忘年会の誘いを断ってしまった。
酒の誘いを断るなんて、自分らしくない……。
これからの10日間、まったく油断できない状況に。

本日(18日)は、元横浜の種田仁氏のインタビュー。
種田さんに話を聞くのは、これで3回目。

今回は、「ガニ股打法」について、そして、
「理想のバッティングフォーム」について話を聞いた。

あの独特の打法についての明確な理論的説明は、
やはり、プロの一流選手ならではのものだと感動。

身体で覚えている「微妙な感覚」を、
何度も「再現可能」にするためには、
当然、自分の中で「理論的説明」がつかないといけない。
それができて初めて不調時に、自ら修正できるのだから。

ガニ股打法ができるまでの試行錯誤。
「プロの矜持」にあふれていてカッコよかった。

来年から、韓国の三星ライオンズの打撃コーチを務める種田氏。
韓国人打者を相手に、どんな指導を見せてくれるのか?
韓国から「ガニ股打法」の継承者が生まれたら面白いなぁ。


……さぁ、残った原稿に取り掛かろう。
と言いつつ、今日はこれから、
懇意にしている女子プロ野球選手たちの祝勝会!

……何の祝勝か? もちろん「就職祝い!」





shozf5 at 18:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 取材・インタビュー…… 

まるで、大河ドラマのように……

道は、なおも続く――

このブログでは書いていなかったけれど、
来春、某企業の会長の自叙伝を出版する。

僕名義の本ではなく、いわゆるゴースト本なので、
具体名は差し控えたいけれど、ここ最近、その取材を行っていた。

お世話になった方からの依頼だったので
喜んでお受けしたのだけれど、濃密で楽しいひと時だった。

先週から今週にかけて、集中的に時間をもらい、
一回につき3時間以上のインタビューを計4回行った。

現在、社長職を退き会長を務めている方の半生、
そして、その中で得た価値観、哲学をたっぷり聞いた。

ビジネス界の虚々実々の駆け引き。
さまざまな妨害工作とその対抗策。
生き馬の目を抜く仁義なき戦いの裏側。
日本から世界にステージを広げる野望。


語られる実体験の数々は、まるで大河ドラマのようだった。
毎回、「さぁ、前回の続きは?」という感じで、
「続き」を聞くのが楽しみな取材となった。


本日(17日)までで、ほぼ取材は終了。
あとは改めて構想を練り直し、足りない分は追加取材を行い、
1月中に一気に執筆する予定。

現在までの手応えから、いいものができる実感がある。
こちらの執筆もまた、年明け早々の楽しみとしたい。




shozf5 at 01:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 取材・インタビュー…… 

2009年12月17日

松井のエンゼルス入団で、なぜかトニー・ソレイタ!

DSC05542

松井秀喜のエンゼルス入りが決まった。
昨年、テレビの仕事でアナハイムに行ったけど、
冬なのに温暖でとても過ごしやすかった。

日中はTシャツで過ごしていたし、
ホテルの屋上のプールにも入れた記憶がある。

故障を抱えている松井にとって、ベストな環境だろう。
ぜひ、守備面でも大活躍を見せてほしい。

キャップサイズ


上の写真は、エンゼルスタジアム正面の巨大キャップ。
下の写真は、そのキャップの内側。
ちゃんと「ニューエラ」製で、サイズが649半!
アメリカ人って、こういうユーモアが好きだよなぁ。


ちなみに、球場周辺で僕が最も感動したのが、
下の写真の記念レンガ。

元日ハム・ソレイタ!


その名前を、ぜひ注意して見てほしい!


「TONY SOLAITA」


トニー・ソレイタ! そう、1980〜83年まで、
日本ハムに所属していた「サモアの怪人」!
一時期、エンゼルスに所属していたのだ。

彼の打撃は、幼心に衝撃だったし、
何かの事件に巻き込まれて射殺されたのも驚いた。


まさか、アナハイムでソレイタを思い出すなんて!
それ以来、「アナハイム=ソレイタ」が、
僕の頭から、こびりついて離れない。


……関係ない話になってしまった。
とにかく、来年も、頑張れ、松井秀喜!







shozf5 at 17:06|PermalinkComments(2)TrackBack(0) スタジアムでビール! 

恥ずかしいほど、青臭く……

大隈さん!

――ある原稿を書いていた。
女子野球についての原稿だった。

そんなに長い文章じゃなかったので、
集中的にいっぺんに書き上げた。
プリントアウトしたものを読んで驚いた。

……何とも青臭い文章だった。
書き手の過剰な思い入れが前面に出ていて、
冷静さの微塵もない、実に暑苦しい文章だった。

出版社に就職する以前、大学時代にライターをしていた。
何だか、あの頃に書いたような文章だったので、
とても懐かしかったけれど、我ながら驚いた。

だから、書き直しをした。

「女子野球」に関する思い入れが強いせいか、
それでも若干の暑苦しさは残っていたけれど、
このレベルなら、商業誌の原稿としては合格点。
そう、自己採点をして、一応の完成を見た。


……けれども。


何だか、最初のヴァージョンの原稿のほうが、
「書き手の熱い思い」が見えていて、
多少の粗さはあっても、実はいい文章なのではないか?
そんな思いが芽生え、その思いが頭から離れなくなった。


本日、GQの表彰式から帰宅後、編集者がやってきて、
来年から始める連載企画の打ち合わせをした。

ある人物についての物語なのだけれど、
その人物について説明していて、

(あれ? オレ、興奮してるなぁ……)

と、頭の片隅で、ぼんやりと思っていた。
酒を呑んで熱く語ることはよくあるけど、
素面でこんなに熱くなるなんて、久しぶりだった。
こんな高揚感って、大学入学直後のこと以来かな?


理由はわかっている。


年の瀬を迎えて、来年に向けての動きが活発化してきた。
今までは漠然としていたものが、
打ち合わせを繰り返しているうちに、
いくつかの動きにリアリティが感じられてきて、
それで、ナチュラルに興奮しているのだ。
脳内麻薬、エンドルフィンが出ているんだと思う。

一応、冷静なそぶりは見せている(つもり)。
でも、ふとした瞬間にハイになっても許してください。
決して、絡んだり、泣いたり、怒ったりしないから(笑)。


続きを読む

shozf5 at 00:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ボーッとしながら考える 

2009年12月16日

岩隈久志、GQメン・オブ・ザ・イヤー受賞!

メン・オブ・ザ・イヤー!

本日、「GQ Men of the Year2009」の表彰式に出席。
先ほど情報解禁になったので、書けるけれども、
楽天の岩隈久志投手が、毎年恒例の雑誌『GQ』の
「メン・オブ・ザ・イヤー」の一人に選ばれた。

僕は、岩隈のインタビューを担当し、原稿を書いたので、
年末進行の中、のこのこと六本木まで出向いたのだった。

他の受賞者は、次の通り。

・櫻井翔(歌手/俳優/ニュースキャスター)
・三谷幸喜(脚本家/演出家)
・原田泳幸(日本マクドナルドCEO)
・笑福亭鶴瓶(落語家)


毎年、話題の賞だけにテレビクルーがたくさん。
その多くは、嵐の櫻井クンや特別ゲストの黒木メイサさんを
目当てに集まったのかもしれないけど、僕は岩隈選手目当て(笑)。

明日のワイドショーでも報じられるだろうけど、
はたして、岩隈はどれだけ露出するのだろうか?


取材は、ファッション撮影がメインだったので、
メイクや着替え、移動が慌ただしかったけど、
それでもインタビューは楽しく進んだ。

不器用でシャイだけれども、彼の真摯な話しぶりに、
素直に好感が持てたし、その話も面白かった。

雑誌の発売は、12月22日だという。
もし、お手に取る機会があればぜひ!

賞の詳細については、こちらをどうぞ!

……どうして櫻井クンだけが、黒く塗りつぶされているのかは、
まぁ、大人の事情ということで(笑)、察してください……。




shozf5 at 17:46|PermalinkComments(8)TrackBack(0) 取材・インタビュー…… 

2009年12月15日

我が家にアイドルがやってきた!

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本日(15日)、我が家にアイドルがやってきた(笑)。

『週刊ベースボール』誌上に登場していたり、
物書きの先輩たちから話を聞いて、その存在は知っていたけど、
「野球アイドル」立花夢果さんに実際にお会いするのは初めて。
彼女は、いわゆる「秋葉系」に属するということらしい。


実は先週、野球作家の小関順二氏、佐野正幸氏、
そして、野球音楽の大家・スージー鈴木氏と、
呑む約束をしていたのだけれど、僕は別件の呑みが長引き、
みんなと合流することができず残念な思いをした。


その場に、夢果さんも来ていて、僕の話題になり、
「女子野球について話を聞きたい」ということだったそうだ。


夢果さんは、女子野球のトライアウトにも来ていたし、
野球全般に関心があり小関さんからも「一度会ってみなよ」と
何度も言われていたので、ようやく本日、対面の運びとなった。

僕が、別件の打ち合わせが入っていたので、
わざわざ中野ブロードウェイまできてもらって談笑。


もちろん、引率者は佐野正幸先生!


近鉄の応援団長を長年にわたって務めた後、
野球作家としてデビューして何冊もの著作を持つ方。
佐野さんとは、新宿の?み屋で知り合い、
かれこれ10年近いおつき合いになる。


で、夢果さん、佐野さんと、野球にまつわる話をたっぷり。
あいにく別件の打ち合わせが始まるので、
途中で話は切り上げたものの、
「ぜひ次回は、酒でも呑みながら」と約束。

アイドルの取材を続けているにもかかわらず、
僕はまったく秋葉系に関心がなく、
イマイチ「萌え〜」の感覚も理解していないのだけれど、
今度、佐野さんの案内で夢果さんのステージを見るつもり。
いろいろとカルチャーショックを受けそうだなぁ。


※上は、夢果さんのお気に入り「田中幸雄」を
イメージして作られたという新曲。
(ピアスも、背番号「6」になっている!)

※下は、先日発売された佐野さんの新作。


もうひとつの「江夏の21球」―1979年日本シリーズ、近鉄vs広島もうひとつの「江夏の21球」―1979年日本シリーズ、近鉄vs広島
著者:佐野 正幸
販売元:主婦の友社
発売日:2009-10-15
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shozf5 at 23:59|PermalinkComments(3)TrackBack(0) ボーッとしながら考える 

2009年12月14日

「元アイドルたち」の取材雑感

DSCN0314

このブログでも何回か書いたけれど、
ここ半年、ずっと「元アイドル」たちの取材を続けている。

10代、20代前半に絶頂期を迎え、
寝る間も惜しんで働き、世間に消費され、疲弊し、
そして、引退や復活を繰り返してきた「元アイドル」たち。

彼女たちに2〜3時間程度のロングインタビューを行い、
幼少期から、ブームの絶頂期の狂騒の様子、
当時の「カネ」と「オトコ」について、赤裸々に語ってもらっている。

みな一様に30代を過ぎ、当時のことをざっくばらんに
振り返ってくれるので、取材はいつも刺激的だ。

取材に備えて、過去のインタビュー記事やゴシップ記事、
当時、発売された写真集やイメージビデオ(DVD)、
Vシネマの類を手に入るだけ入手して取材に臨んでいる。


これまで取材をしてきたのは、

・「元おニャン子クラブ」
・「元ミニスカポリス」
・「元ビジュアルクイーン」
・「元パイレーツ」
・「元テイジンキャンペーンガール」

そして、来週には、

・「元CCガールズ」

の取材も決まった。
取材日は未定だけれど、来年以降には、

・「元モーニング娘。」
・「元ウインク」
・「元シェイプアップガールズ」

の取材も予定されている。

取材は快調で、順調なのだけれど、
取材を続ければ続けるほど、


「アイドルとは何なのか?」

「芸能界とはどんなところなのか?」

「スターにとっての“華”とは何か?」



そんなことを、ついつい考えてしまう。
それでも、いまだに答えは出ない。

堅い言い方になってしまうけれど、


「人はどうしてアイドルを欲するのか?」

そして、

「彼女たちは、どうしてアイドルになったのか?」


そんなことばかり考えてしまっている。
いまだ迷いを抱えながらの「元アイドル」旅。
地図も磁石もないけれど、何だか悪くない気分で、
僕は今日も、イメージDVDを見ているのです(笑)。





shozf5 at 19:34|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 取材・インタビュー…… 

2009年12月11日

「骨盤力」、手塚一志氏取材!

DSCN0196

先日、パフォーマンス・コーディネーターとして
多くのメディアに登場する手塚一志氏の取材をした。

氏は、日本ハム、ダイエー、オリックスなどで
コンディショニングコーチを務めた経験を持つ。
また、「ジャイロ・ポール」の発見、開発でもおなじみ。

それまでに氏の本を何冊か読んでいたので、
実演を交えながら、直接、話を伺うのが楽しみだった。

身体の動きを指導され、10分程度のトレーニングを経ると、
モデルさんの走りが見違えるようになったのを目の当たりにした。


最近、身体の構造とその動きについて学ぶ機会が多い。
そのたびに「自分の身体のことを何も知らない」という
事実を痛感させられつつ「目から鱗」状態になる。

今回の原稿執筆用に、以下の本を買った。
で、改めて読んでみて初めて知ることばかり。

オレも、「骨盤力」を鍛えよう!
さっそくプールで「骨盤の動き」を意識しつつ、
ウォーキングに励んでみたけれど、
三日坊主で終わらぬよう、頑張りたい。

骨盤力 アスリートボディの取扱い説明書骨盤力 アスリートボディの取扱い説明書
著者:手塚 一志
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2008-12-19
おすすめ度:4.0
クチコミを見る



shozf5 at 10:32|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 取材・インタビュー…… 

2009年12月09日

初の女子野球本『ワールド・ベースボール・ガールズ』再発売!

表紙

06年に発売した『ワールド・ベースボール・ガールズ』が、
電子書籍になって、先日、再発売された。
これで、パソコンからでも携帯からでも読めることに。

もう書店で売っておらず「手に入れたいのですが……」と
問い合わせをいただいたこともあったけれど、
僕の手元にも、数冊しかないのでお渡しできなかった。


「立ち読み」「ご購入」は、こちらからどうぞ!


これは、僕にとって「初の女子野球本」で、
埼玉栄高校の女子硬式野球部を追いかけた物語。

この物語の中心人物である笠上夢果さんは、
高校卒業後、迷いに迷った末にカナダに野球留学をする。
その心の葛藤を中心に女子野球の魅力を描いた。

この本の中には、この笠上さんを中心に、
来春からプロ選手となる田中碧、碇美穂子両選手ら、
埼玉栄高校の7人の少女たちが描かれている。

また、高校生だけで戦われた
「第一回女子野球ワールドカップ」についても触れてある。

思えば、ヴィーナス・リーグMVPの太田さやか投手、
全日本代表の中心選手である中島梨紗投手に初めて会ったのも、
この本の取材期間中のことだった。

このときに、僕は初めて「女子野球」を見たのだけれど、
それから、現在に至るまで、どっぷり女子野球漬けに
なるとは、まったく想像もしていなかった。


今から思えば、

・女子が男子の中で野球をすることの意味
・思春期における男女、それぞれの問題
・女子だけでやる野球の魅力とその意味

そんなことが、期せずしてテーマになっていたように思う。

もしよかったら、ぜひご一読のほどを!







shozf5 at 16:29|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 今日も元気に女子野球! 

2009年12月08日

アポなし、日本女子プロ野球機構へ!

応援フラッグ!

昨日(7日)、大阪での取材終了後、
そのまま新幹線に乗るか、それともミナミで軽く呑むか、
ちょっと迷ったけれど、「あっ、そうだ!」ということで、
京都まで足をのばすことにした。

目的は、日本女子プロ野球リーグ機構へ、
名目は表敬訪問というのか、陣中見舞いというのか、
でも、本音は、フラッグへの応援コメント書き(笑)。

事前のアポ入れもせず、突然「今から行ってもいいですか?」
という「大人」らしからぬ訪問ながら快く迎え入れてもらえた。

ということで、さっそく、応援メッセージを書き、
現時点での進捗状況を伺い、一時間ほどで事務所を後にした。

年内、年始と新しい発表があるようなので楽しみに待ちたい!


shozf5 at 15:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 今日も元気に女子野球! 

伝説の女子プロ野球選手、高坂峰子氏に会いに行く

高坂峰子氏 (2)

大阪に行っていた。
目的は、戦後の混乱期のわずか数年の間だけ
存在していた女子プロ野球リーグの所属選手に会うため。

大阪の法善寺のすぐ近くで喫茶店を営む高坂峰子さん。
もちろんお名前は存じ上げていたけれど、
ゆっくりとお話を伺うのは、今回が初めて。

事前に「戦後の女子プロ野球」に関する本を
数冊読んではいたけど、やはり実際に体験された方の、
生の発言は、リアリティに富んでいて刺激的だった。

高坂さんのすごいところは、当時の記憶が鮮明なことと、
チームの勝敗の記録や、当時の新聞記事、写真などを、
きちんと整理されていることだ。

だから、手元の写真や資料を見ながら、
生き生きと情景が浮かんでくる話をすることができる。

すでに70歳を過ぎて数年が経つにもかかわらず、
実際にお会いした高坂さんは、
とてもお元気で、とてもチャーミングな方だった。

戦後の混乱期を駆け抜けた「ある少女」の「わずか数年」、
それが、50年以上の時を経て、今もなお、
色褪せることなく、輝いていることに感動した。


「やっぱり、それだけ野球が好きだったということですよ」


高坂さんの口からは、来春スタートする
女子プロリーグに向けてのアドバイスと激励も聞かれた。


「本当にうまくいくといいわよね……」




――これから、女子野球について、50枚ほどの短編を書く。

その内容は、高坂さんが生きた戦後の女子プロ野球について、
そして、もう一人の偉大なる先駆者、鈴木慶子氏について。
鈴木さんは、90年代に一時期だけ発足した
アメリカの女子プロ野球リーグの日本人選手だ。

先日、鈴木さんにも時間をいただき、話を聞いた。
鈴木慶子さんが、どういう選手なのか、
それはまた機会を改めて触れることにしたい。







shozf5 at 00:15|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 今日も元気に女子野球! 

2009年12月05日

高校生球児たちの恐るべき可能性〜香港遠征その4〜

平国の四人 (2)

※平成国際大学の4人。

またまた、香港遠征について。
これまで、香港の選手について書いてきたけれど、
今回は、日本の選手たちについて。

これまで書いてきたように、日本からは
平成国際大学の濱本監督を中心にした大学生4人と、
花咲徳栄高校の5人の選手たちが海を渡った。

彼女たちの中には「将来は指導者に」と考えている人もいて、
濱本先生は「ならば、実際にやってみたら?」ということで、
選手たちに、今回の試みについて声をかけたのだという。

以前も書いた、林選手が懸命にメモを取っていたように
現地では、言葉が通じない中、何とか意思を伝えようと
身振り手振りで、懸命に指導する姿が見られた。

こうした経験は、今後「指導者として」生きていく上で、
必ず、大きく役に立つことだろう。

日本代表選手としてこれまで何度も会ってきた
高島知美捕手や野口霞投手もいたし、
きちんと話を聞いたことはなかったけれど、
田上愛美選手も林愛美選手もプレーはよく見ていたので、
平成国際大学の4人についてはある程度、知っていた。

しかし、驚いたのが花咲徳栄高校の5人たち。
ヴィーナス・リーグと夏の大会で何度か見た程度で、
それぞれがどんな性格で、どんな選手なのか、
事前に知らないまま、香港での彼女たちを見ていた。

ジャッキー&徳栄

※花咲徳栄高校の5人。後ろにいるのは、もちろんジャッキー!

で、その無限の可能性に本当に驚いた。
寺部歩美投手の剛腕ぶりは、夏の松山や市島で知っていたけど、
内田沙和子、兼子沙希、須藤恵美、大井美奈各選手、
みんな、一見すると「小柄な女の子」という感じなのに、
ユニフォームを着てグラウンドに立つと、動きが一変する。
キビキビとグラウンドを駆け回るプレーは一見に値する。

特に、驚いたのが内田選手。
夏に見たときは「ずいぶん小さいキャッチャーだな」と
いう印象を抱いていのだけれど、この香港では、
主にセカンドを守ることが多く、その動きには圧倒された。

それは、このたび女子プロ選手となった厚ケ瀬美姫選手を
初めて見たときのような、強烈なインパクトだった。

休憩中に、内田さんがふざけて左で投げているのを見た。
ダルビッシュ有が、身体のバランスを整えるために
調整中に左で投げているのは有名な話だ。

以前、取材時にその姿を見たことがあるが、
さすが、ダルビッシュ、実にきれいなフォームで驚いた。

けれども、今回の内田さんのフォームも、
ボールの勢いも実に見事でカッコよかった。

さらに、新聞紙をガムテープで丸めたボールを、
ふざけながらリフティングしている姿も見た。
決して均一な「丸」ではなくいびつなボールなのに、
内田さんは両足を使って、器用にリフティングを繰り返す。

……もはや、天性の運動神経としか言いようがない。
あまりにも器用に、何でもソツなくこなすので、
帯同していたトレーナーとともに、

「何だか、うますぎてムカつきますね(笑)」

と感心するほかなかった。

彼女たちには、ケガのないように、これからも順調に育ってほしい。
高校2年生の彼女たちの来年にも大いに期待したい!



shozf5 at 11:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 今日も元気に女子野球! 

191勝190敗の大エース、松岡弘に会いに行く

ザ・エース!


30年間、ヤクルトファンを続けてきたけれど、
「ヤクルトのエースは?」と問われれば、何の迷いもなく、

「もちろん、松岡弘投手!」

とまったく躊躇なく、僕は自信を持って答える。


そんな僕に、以前お世話になった方から、
香港滞在中に嬉しいメールが届いた。


「突然ですが、今週の金曜、松岡投手に会いに来ませんか?」


金曜日は取材が一本入っていたけれど、
メールに書かれていた時間は、ちょうど取材の終了後。

ということで、松岡投手がコーチを務める野球教室を見学しに、
のこのこと神宮の室内練習場まで出かけて行った。

子どものとき以来、本当に久々に間近で見る松岡氏は
当時と同じようにスリムで、ユニフォームの着こなしもカッコいい。

甲子園出場を目指す中3生たちを指導する松岡氏。
僕はブルペンで、その指導を聞いていた。

指導しているうちに、次第に熱が入ってきたのだろう。
松岡氏は、おもむろに羽織っていたジャンパーを脱ぐ。


――――そして!


ユニフォーム姿の松岡氏を見て、僕は胸を打たれた。

新ユニフォームの「17」!

なんと、松岡さんが来ているのは、今年のヤクルトのユニフォーム。
しかも、背番号は現役時代と同じ「17」!!!!!!!!!!!!

普段は、川島亮が身につけている新ユニフォームの「17」。
でも、やっぱり、「ヤクルトの17」は松岡氏がいちばんだ。

……あぁ、この姿を見られただけでも来たかいがあった。



練習終了後、松岡氏と保護者たちとの質疑応答があった。
その中に、こんな質問があった。

「現役時代、ケガに苦しんだことは?」

この質問に対して、松岡氏はこう答えた。

「初めは、“壊れてもいい”という気持ちで投げていた。
 けれども、次第に“エース”という立場になったときに、
 信頼してくれているヤクルトファンのためにも、
 “絶対にケガをしてはいけない”と思って、
 自分でお金を払って、人一倍のケアをしていました……」



……オレ、泣きそうになっちゃったよ。
僕が小学生時代、ヤクルトはホントに弱かった。
頼れるのは「エース・松岡」ただ一人だった。
小学生ながらに思っていたものだった。

(松岡にケガをされたらもう終わりだよ……)

そんな幼い少年の心を十分理解していて、
「絶対にケガをしない」という強い信念のもと、
万全のケアをしていたから、来る日も来る日も投げ続ける、
あの感動的なピッチングがあったのだ。

今更ながらに、当時の松岡氏のピッチングを思い出して
冗談じゃなくて、泣きそうになってしまった。



松岡氏の生涯成績は、191勝190敗。


「200勝まであと9勝」と誰もが思うに違いない。
けれども、松岡氏は以前、あるインタビューで答えていた。

「あと9勝できないことを残念に思うよりも、
 190敗も負けたのに、それでも起用され続けた、
 そのことを誇りに思いたい……」


……カッコいいじゃないか。
やっぱり僕にとってのヤクルトのエースは、
永遠に、松岡弘なのだ!

77ヤクルトファンブック


取材では、決してサインをもらったりしないのだけれど、
今日は「見学」ということで(笑)、資料部屋から、
松岡投手が表紙の77年のファンブックを引っ張り出して、
サインをしてもらった! またひとつ、宝物ができた!




shozf5 at 03:05|PermalinkComments(5)TrackBack(0) スタジアムでビール! 

2009年12月04日

香港の女子野球事情〜香港遠征その3〜

参加選手集合

またまた、香港遠征について。

今回の野球クリニックでは、学生から主婦、社会人まで、
およそ30名強の香港女子選手が参加していた。

社会人の中には、弁護士もいれば、看護師もいて、
それぞれがそれぞれの環境の中で野球に取り組んでいた。

通訳を通じて何人かの選手に話を聞いたけれど、
練習場所、練習道具、指導者、いずれも不足しているとのこと。

ということもあって、みんな熱心で、真剣で、
このチャンスを逃すまいと、懸命に取り組んでいた。

初日こそ、実力、レベルの確認という意味もあって
日本対香港チームの練習試合を行ったけれど、
今回のクリニックでは、投内連携や走塁練習は行われず、
あくまでも基本練習の徹底に時間を費やしていた。


一例を挙げると、スローイングだけでも、

・天井スロー
・両膝立てスロー
・片膝立てスロー
・軍手真下投げ
・クランクキャッチボール


……など、地味だけれど、ゲーム要素を盛り込んだ
練習方法をレクチャーし、笑いの絶えない現場となった。

他にも、日本から帯同したトレーナーの指導の下、
ウォーミングアップやクールダウンの方法、
バッティング、キャッチング、ベースランニングのコツなど、
体幹を意識した身体の動かし方にまで言及もしていた。

3日間という限られた中で、最大限の効果が得られるよう、
考えられた練習スケジュールだったように思う。

このレクチャーを参考に、毎日の練習の中に取り入れて
着実に努力を続けていけば、大きな成果が出るだろう。

3日間の練習風景を見ていて感じたことは、
彼女たちはいずれも「野球に飢えている」ということ。

日本の女子球児たちも決して恵まれているわけではないけど、
香港は、さらに厳しい環境下にあるようだ。

元々、スポーツ自体が盛んでないこともあるし、
通訳の方によれば、功利主義の香港人にとって、
「スポーツをやって儲かるの?」という意識もあるらしい。
そんな中では、「女が野球?」というのもわかる気はする。

こうした中で、一週間近く、台湾や日本に遠征し、
これまでワールドカップに出場していたのだと思うと、
本当に、その情熱には頭が下がる。

今回まいた小さな種が、いつか目を出すことを期待したい。
来年開催予定のワールドカップは、
まだ開催地も、開催日も決定していないけれど、
そのときに、香港チームがどんな戦いぶりを見せてくれるのか?

ぜひ、その戦いぶりに注目したい!


……「香港遠征」について、まだ、しばらく続きます(笑)。





shozf5 at 09:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 今日も元気に女子野球! 

打撃の職人&代打の切り札インタビュー!


※90年開幕戦の「疑惑のホームラン」
篠塚氏曰く、「あれはファール」とアッサリ(笑)


本日(3日)、都内にてジャイアンツの篠塚和典打撃コーチと
代打の切り札・大道典嘉選手のインタビュー。

篠塚コーチには、バッティング理論について話を聞く。
あのイチローが、一年目のオフから、
篠塚モデルのバットを使い続けているのは有名な話。

今春のWBCで、打撃コーチを務めた篠塚氏に、
自身とイチローのバッティングの類似点について語ってもらう。

篠塚氏自身が、「自分とタイプが似ている」と
イチローについて実感している点が印象的だった。

また、小さな身体で飛距離を伸ばすための、
打撃理論も、今後、原稿を書く上での参考になった。


そして、続いて登場してくれた大道典嘉選手には、
22年目を終えたプロ生活を振り返ってもらいつつ、
「代打として生きること」について中心に聞いた。

意外だったのは、かなりひょうきんなキャラクターだったこと。
冗談交じりで流暢に巧みな比喩を交えつつ、
自らの矜持を語り続ける様子は爆笑の連続だった。

そして、今年の日本シリーズで見せた代打の一撃。



このシーンの裏側にあったエピソードにはしびれた。
年々、バットを短く持ち続ける独自の打撃理論。
23年目の来季は、どんなバッティングフォームになるのだろう。

オフのこの時期は、時間を気にせずに、
ゆっくりと話を聞けるので、とても楽しい。

さて、明日は、恒例の元アイドルのロングインタビューの後、
今日とは別のプロ野球選手の投球理論を学びに行く。
慌ただしいけど、楽しみだなぁ〜。









shozf5 at 00:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 取材・インタビュー…… 
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


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