2012年01月28日

私がヌードになった理由……後藤理沙インタビュー再び

年末年始、僕のブログを初めて訪れる人の多くが、
「後藤理沙 ヘアヌード」という検索ワードだった。

というのも、『週刊現代』の年末年始合併号で、
彼女のヌードグラビアが袋とじで掲載されたからだった。

2008年8月、「元アイドル」連載で後藤理沙の
インタビューをしたことを、このブログで書いた。

その日のことは、

「ヘアヌードはしない 〜後藤理沙さんインタビュー〜」

に書いた。このとき彼女は、

「雑誌社の人って、みんな私を脱がせようとするの」

と笑顔で語り、「でもね……」と少しだけ真剣な表情になって、

「私は後悔したくないから脱がないの」

と言葉を続けた。


それから1年半が過ぎ、彼女はヌードになった。


「元アイドル」連載の書籍化が決まり、ちょうど、
原稿に取り掛かろうとしていた矢先の出来事だった。

こうなった以上、以前取材したものだけでは、
物語を構成することはできない。
そこで、追加取材を試みることにした。

1年半ぶりに見る彼女は、前回よりもスリムになり、
肌のつやもよくなったような印象を受けた。

「いつものように、今日もスッピンです!」

……こうして始まった、追加取材。
テーマは、当然「脱ぐにいたった経緯とその心境」だ。

相変わらず、彼女の言葉は屈託がなかった。

詳細は単行本に記したいが、端的に言えば、
信頼できる旧知のカメラマンとともに、
「自分の作品を作る」という意気込みで、
ヌードになる決意をしたということだった。

――何年か経って、後悔することはないでしょうか?

そう尋ねると「ない!」とキッパリと言いきった姿が印象的だった。

さらに、ネット上で「(脱ぐのが)10年遅い」とか、
彼女のスタイルに対する批判を目にしたという彼女は、

若干の憤りとユーモアを交えて言った。


「ネット上で、“後藤理沙も堕ちたねぇ”って書かれてたんです。
 もう、それを見て頭にきましたよ。私は、
 “堕ちた”んじゃなくて、“上がる”ためにやってんじゃ、ボケ!」



威勢のいい言葉遣いが、耳に心地よかった。
はたしてどんな写真集が完成するのか?
写真集が完成したら、改めてその感想を聞くつもりだ。

完成した写真集を前に、果たして彼女はどんな言葉を吐くのだろう?










shozf5 at 02:58|Permalinkこの記事をクリップ!取材・インタビュー…… 

2012年01月25日

『独白 ――私がアイドルだった頃(仮)』、執筆中!

ここ数日、一歩も外に出ずにひたすら原稿と格闘中。

来週から、プロ野球キャンプが始まり、
東京を留守にすることが多くなりそうなので、
今のうちにできるだけ書いておこうと企んでいる。

昨日のエントリーでも紹介した、「元アイドル」たちのドキュメント集、
『独白 ――私がアイドルだった頃(仮)』の原稿なのだが、
これが、楽しくて楽しくて、一心不乱に書き続けている。

ということで、ここ二日は一歩も外から出ていないので、
久しぶりの大雪の被害も受けていない。
と同時に、この四日間、一滴のお酒も呑んでいない(笑)。
こんなに禁酒しているのはいつ以来だろう?

本日(24日)も、ある元グラビアアイドルについて執筆。

現役時代に彼女が残したインタビュー資料を整理し、
僕が実際に行ったロングインタビュー原稿を見直し、
ときには、取材時の音声データを聞き直し、
そんなことを繰り返しながら、何とか形になってきた。

この本の原稿には、それぞれ思い入れがある。
それが読者にとって、鬱陶しくならないように気を遣いつつ、
でも、その思い入れこそ、文章の熱になるのでは?
そんなことを思いながら、執筆しているところ。

発売は、半年ほど先の夏前になると思う。
まだまだ時間はある。
まるで、書き惜しみするかのように、
少しずつ、少しずつ、じっくりと書き進めたい。











shozf5 at 02:39|Permalinkこの記事をクリップ!執筆、執筆、執筆…… 

2012年01月24日

ごぶさたしていますの、長〜い近況報告です!

Facebookに徒然の出来事をつづっていると、
どうしても、このブログに何かを書こうという
気持ちが萎えてしまう。

……ということで、こちらの更新がおろそかに。

さて、簡単な近況報告です!

2月発売予定の次回作、『不滅 元巨人軍マネージャー回顧録』
何も問題がなければ、今週末に、ようやく校了します。
一度、発売を延期して、すべてを書き直した「問題作(笑)」です。

ときにはスポーツメーカー社員として、
ときには球団の用具係として、
ときには、長嶋監督のマネージャーとして、
40年にわたってジャイアンツを支えてきた男の物語です。

在職中の彼が残した膨大なメモを基にしながら、
当時の時代背景と、彼の奮闘を描きました。
あの王貞治さんが、推薦コメントをくれることに!
発売は2月24日の予定です!


7月発売予定の新刊は、現在、執筆作業中です。
こちらは、「元アイドル」15名ほどのドキュメントです。

タイトルは仮題ですが、
『独白 ――私が「アイドル」だった頃』にしようかな、と。

雑誌に連載したものをベースにしつつ、
追加取材をしたり、新たにエピソードを加えて、
大幅に書き直しているところです。

こちらは、かなり順調に進んでいます(笑)。
現時点では7月の発売を予定しています!


そして、秋口から年末にかけて出版しようと思っているのが、
すでに休刊した「ある雑誌」の物語です。

この雑誌にかけた人々の群像劇と、この雑誌が生み出したもの、
そんなものを描ければいいな、と思っています。

地味なテーマですが、ずっと心に引っかかっていたテーマです。
こちらは、資料収集&整理が一段落して、
今週末から、本格的に取材を始めることになりました。


これらの書籍企画と並行して、

「太平洋&クラウンライターライオンズ」連載取材も順調です。

取材途中にもかかわらず執筆しなければならないという、
雑誌連載の難しさを抱えながらで、僕としても、
「はたして、どんな結末になるのか?」と楽しんでいます。


同じく「元モー娘。」連載も、ここまで全8名の取材を終えて、
いよいよ大詰めを迎えています。

AKB48が大ブレイクしている中、僕はこの1年間、
モーニング娘。のことばかり考えていました(笑)。
その連載も、ついにエンディング間近。少し寂しいです(笑)。


また、1990年夏に、突然「夏」を失ってしまった
男たちの「その後」の物語
を書こうと思っています。

ある不祥事によって、突然「夏」を奪われた18歳の高校球児。
彼は、その後プロの世界に身を投じ、「エース」として活躍、
きちんと実績を残し、今では評論家として活躍中。

……あれから22年。彼も不惑を迎えた。
それぞれ40代を迎えた彼とチームメイトたち……。

あの「失われた夏」は彼らの中にどう息づいているのか?

ずっと取材したいと思っていたテーマにとりかかります。
こちらは「書籍用に」と思っていましたが、
いつまで経っても、とりかかれそうもないので、
「まずは雑誌で読みきりで」と決意して、スタートします。





……公私ともに不安定な精神状況ではありますが、
無理やりにでも忙しくして紛らわそうという思いも(笑)。

今後も、Facebook中心となりそうですが、
このように長いエントリーは、このブログにアップします。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!!








shozf5 at 00:55|Permalinkこの記事をクリップ!ボーッとしながら考える 

2012年01月19日

生きていく上での指針について、「何を恥と思うか?」と、つかこうへいは言い、「何を【しない】か?」と、沢木耕太郎は言った。

年明け早々、刺激的なインタビューが続いていた。
正月気分の抜けきらぬ6日には、
ノンフィクションの巨人・沢木耕太郎氏のインタビュー

学生時代から、氏の著作を愛読していたので、
期待と楽しみと、不安と畏怖がないまぜで現場に臨んだ。

相手に威圧感を与えないように気遣いをする
氏のおかげで、インタビューは快調に進んだ。

たっぷり時間もあったので、ノンフィクション表現についての、
個人的な疑問もたくさん質問し、氏の意見を伺うことができた。

さて、その中で「氏の美学」について、
話題が及んだときに、彼は言った。


「美学なんて、大げさなものではないけれど、
行動の指針として意識していたのは、
何を“するか”ではなく、何を“しないか”ということ」



「これをしよう」というよりも、「これはしない」という基準で、
結果的に、自分の行動が規定されているのだという。


この話を聞いていて、ふと、故つかこうへいのことを思い出した。
インタビューをした際に、あるいは酒の席で、つかさんは言っていた。


「人として大切なのは、何を恥と思うか?、それだと思う」


「人間は決して、自分が恥ずかしいと思うことはしない」と、
つかさんは信じていた。

だから、「最近では恥の概念がどんどんなくなっている」と、
憤りと不安を口にしていた。


学生時代から憧れていた沢木耕太郎インタビューの途中で、
まさか、つかさんのことを思い出すとは思わなかった。


今年は、他にも刺激的なインタビューがあったのだけれど、
それは時間を作って、おいおい、アップしていきたい。







shozf5 at 18:40|Permalinkこの記事をクリップ!忘れられぬインタビュー 

2012年01月13日

「元アイドル」たちのドキュメント書籍、執筆中!

2月発売の新刊がいよいよ大詰めだったけれど、
今週初めに、ようやく一段落した。

最終のゲラチェックがもうすぐ終わるので、
それを待って、改めて詳細をご報告します。


で、息つく間もなく、7月発売の次回作の執筆に。
こちらは、「元アイドル」15名ほどのドキュメント

これまで取材を続けてきた21名の中から、
諸事情があって掲載できない(!)数名を除いて、
新たにインタビュー原稿や資料を整理し直して、
雑誌連載分に大幅加筆をして全面改稿しているところ。

連載開始当初から、「何とか一冊にまとめたい!」
そう思っていたテーマなので、これから三か月ほど、
この原稿に精力的に取り組んでいくつもり。

それにしても、この取材はどれも楽しかった。
登場していただいた人たちは、みんな魅力的だった。


アイドル時代のきらびやかで華やかだった話。
人気を失い、人がどんどん離れていく頃の話。
ヘアヌード写真を出す際の、葛藤と決意と覚悟。



雑誌発売後に、取材させてもらった人たちから、
おおむね好意的な反響をいただいたのも嬉しかった。

彼女たちの「想い」をきちんと描ければ、
下世話にならず、それでも読者の興味を得る、
そんな「物語」ができるはずだと信じて、頑張りたい!






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2012年01月03日

2012年、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

素晴らしい一年に!

(※写真は福岡ヤフードームにあった優勝記念オブジェ)

新年も無事に明けました。
明けまして、おめでとうございます!
今年も、どうぞよろしくお願いいたします!

さて、正月は実家でのんびりと過ごしました。

まったく原稿も書かずに、次の本の構成を考えたり、
買ったままで読んでなかった本を二冊ほど読んだり、
新たに取り組んでみたいことを考えてみたり、
つまりは、とりとめもなくボーッと過ごしていました。

40歳を過ぎて、遅ればせながら、恥ずかしながら、
世の中には思うに任せぬことがあったり、
人生は無限でないことを悟ったり、
いろいろなことを考え始めるようになりました。

今年も、やりたいことをいくつか企んでいます。
ぜひ、ご指導、ご鞭撻いただければ幸いです。
ぜひ、温かい目で見ていただけると幸いです。

……ということで、今年もどうぞよろしくお願いいたします!



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2011年12月29日

パワースポットで、終わりよければすべてよし!

パワーシャワー

パワースポットに生えている柳の木は、
大地のエネルギーを吸い上げて、
まるでシャワーのようにパワーを降り注ぐのだという。
ということで、しばしば訪れる公園の柳の木の写真を。

さて、今年も今日を含めてあと3日。
忘年会ラッシュも、本日の夜で打ち止め。

今年は仕事では刺激も多く順調だったけど、
個人的にはさまざまな心労が多かった。

とは言え、何とか無事に年の瀬を迎えられたのだから、
まずは、「よし!」ということにしようじゃないか。

来年2月に発売される次回作もいよいよ大詰めです。
年明けに第三校を戻して、一月中には校了します。

その後に控えた新刊も着々と進行中。
来年も、頑張ります。
ますますのご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします!!



……今年はもう一回ぐらい更新できるかな?
更新できなかったときのために、念のため……、

みなさん、よいお年を!



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2011年12月27日

矢沢永吉、大人買い!!

永ちゃん

先週、人生初の「生・永ちゃん」を満喫。
一週間経ってみても、あのライブには大満足。
その興奮もさめやらず、CDを大人買い。

以前、誰かがカラオケで歌っていて、
「この曲、カッコいいなぁ」と思っていた
『A Day』を手始めに、ここ数日は永ちゃん三昧。

今日も、追加でアルバムを5枚購入した。
来年のライブまでには、ある程度曲を覚えたいなぁ。

年末年始は、永ちゃんを聞きながら、
次の新刊の準備に取り掛かることにしよう。






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2011年12月25日

クリスマスイブに78歳からのラブレター

78歳からのファンレター

年内の原稿書きがほぼ終わったので、
じっくり腰を据えたいゲラ直しや資料整理をしている。

仕事部屋には、高橋ユニオンズ、モーニング娘。、
そして、元アイドルのCDや写真集、
ジャイアンツ、太平洋・クラウンライオンズ……、

今年手がけた仕事の資料が山積みなので、
それらを整理し、資料部屋に運んだりしている。

でも、ついつい手元の資料類に目を通したりして、
なかなか思うように作業がはかどらない。

それらの中に、手紙やハガキが数多くあった。
数えてみると、全部で十四通

差出人は、いずれもかつて取材をさせてもらった方々。
その年齢は、みな70代以上の方ばかりだった。

現代では、要件のやり取りはほぼメールでなされる。
自筆で手紙を書き、切手を貼って投函するという、
こうした一連の作業は、かなり激減している。

しかし、やはりご高齢の方たちは、筆まめの方が多い。
そうした手紙をひとつひとつ読み返していたら、
取材時のさまざまなことが思い出されてきた。

札幌に住む76歳の方から頂いたハガキがある。
この方には一度もお会いしたことはない。
拙著『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』を読んで、
わざわざご丁寧な感想文を送ってくれたのだ。

それによると旭川には「スタルヒンラーメン」があるという。
ぜひ、今度、食べてみたいものだ。


あるいは、今月中旬にもらった手紙がある。
差出人は今年78歳になった大阪の女性
彼女は、戦後すぐに発足した女子プロ野球の選手だった。

二年ほど前に、僕は彼女に話を聞き、
原稿用紙50枚ほどの短編を書いた。

この原稿は諸事情があって、未発表のまま。
それでも、彼女は

「これまで、いろいろな取材を受けてきたけど、
 今までで一番お気に入りの原稿よ」


と僕を気遣ってくれた。


戦後すぐの焼け野原。
辺りをさえぎるものは何もない大阪。

大阪城だけがそびえ立っている夕闇の中で、
当時、十代だった少女は、野球道具を背負って、
疲れた体を引きずるようにとぼとぼと歩いている……。


彼女の話を聞いていると、絵が浮かんでくるようだった。
僕としても「いい作品ができたな」と思っていたものの、
結局、この原稿は陽の目を見ることがなく、
お礼として彼女に手渡しただけで終わってしまった。

それでも、彼女は折に触れて僕を気遣ってくれている。
11月にお会いする機会があったので、
発売されたばかりの新刊を手渡した。そのお礼が先日届いた。

いつもながらの達筆で、拙著に対する感想がつづられた後に、
こんな一文があった。


「長谷川さんのファンです」


今までもらったファンレターの中で、一番嬉しかったかも(笑)。
世間が浮かれているクリスマスイブの深夜。
薄暗い部屋で、この手紙を眺めながら過ごした。

……全然、寂しくなんかないもん。強がりじゃないもん。


……まったく資料整理がはかどらない。ヤレヤレ。





shozf5 at 13:03|Permalinkこの記事をクリップ!忘れられぬインタビュー 

2011年12月24日

メリー・クリスマス!の近況報告!

旧市街夜景

またまた、ごぶさたしてしまいました……。
上の写真にあるように、ポーランドに行っていました。











……ウソです

でも、上の写真は昨年ポーランド取材のときに撮影した、
ワルシャワの旧市街のものです。マイナス30度の世界でした。
ポケットに入れたウォッカを、ちびちび呑むのが楽しかったです。


さて、ごぶさたしている間も、相変わらずの日々でした。

この間に福岡・博多に行き、連載取材をしました。
また、8人目となる元モー娘。取材も行いました。

で、今週月曜日には、人生初の「生・矢沢永吉」ということで、
知人の招待を受けて、永ちゃんライブを楽しんできました。
で、メチャクチャカッコよかったので、さっそくCDを買いました。

その一方では、前代未聞の忘年会ラッシュもありました。
ここにきてようやく、落ち着きを見せました。

また、来年2月発売の新刊も着々と進み、
いよいよ大詰め段階を迎えています。

そして、その後に控えた6月発売の次回作も、
着々と準備が整い、後は原稿の最終調整だけです。

と言っている間に、8月頃に、別の新刊も発売します。
こちらは、年明けから本格取材が始まります。

精神的にダウナーな日々がずっと続いていましたが、
無理やりのアゲぽよ化を心がけ、何とか一年を終えられそうです。


で、先ほど(おそらく)今年最後の原稿を書き終えました。
これで、一足お先に正月休みモード突入です。

ゲラを読んだり、構成案を考えたり、仕事は残っているけど、
それでも、やっぱり気分的には弛緩弛緩の大弛緩モード

どうか、みなさま、素敵なクリスマスを!






shozf5 at 02:30|Permalinkこの記事をクリップ!ボーッとしながら考える 

2011年12月16日

土地の記憶、歓声の記憶

平和台球場記念碑と城跡

年末進行のさなかだけれど、博多に行っていた。
太平洋/クラウンライターライオンズ取材のため。

一年間続いた高橋ユニオンズ連載が終わり、
「さて、次はどうしよう?」という中で、
思い浮かんだのが、太平洋&クラウン。

いろいろ資料を集め、関係者に話を聞いて、
そんなことを続けているものの、今はまだ手探り状態。

で、今回の博多行き。

子どもの頃大好きだった元プロ野球選手にインタビューをし、
そして向かったのが、この平和台球場跡地。
かつての西鉄、太平洋、そしてクラウンの本拠地。

球場撤去時に古代遺跡が見つかり、
現在は、発掘作業の真っ只中にあり、
周囲は金網で囲われ、作業員が発掘を続けていた。

僕は、この球場でプロ野球の試合を見たことがない。

今、僕の目の前に広がっているのは、
バックスクリーンがあり、得点板があり、
ダッグアウトがあり、スタンドがある……。
そんな野球場ではなく、ただの茫漠とした、古代遺跡でしかない。

でも、これから取材を続け、関係者の声を多く集めるに連れ、
この場に、確かに存在していた「平和台球場」が、
多くのプロ野球選手とファンたちの姿が眼前に広がるだろう。

早くその日が訪れるよう、今後も取材に励みたい。

……ようやく、太平洋&クラウンが確かな実感を伴いつつ、
動き始めたような気がする。

この地の記憶、歓声の記憶をたどる旅を楽しみたい。













shozf5 at 15:48|Permalinkこの記事をクリップ!私は今、旅の途上です 

2011年12月05日

ごぶさたです&新刊、いよいよ脱稿です!

すっかり、ごぶさたしてしまいました。
前回のエントリーが、11月23日。
談志師逝去が報じられた日のことか……。

で、その前が11月7日、『木村政彦』本の感想記事。
一ヵ月で二回しか書かなかったことは初めてのこと。

この間、何をしていたのか、簡単なご報告を。

取材をして、資料を集めて、原稿を書いて、
そしておいしいお酒を呑んでいました(笑)。

……そう、いつも通りの日常でした。

ただ、どうも気持ちが萎えるというのか、
心が折れるというのか、このブログで、
自分の日常を綴るという気持ちになれなくて……。

原因は自分でもわかっているのだけれど、
まぁ、こんな公の場所で言うようなことでもないし(笑)。
やっぱり身体の健康こそ、精神の健康なのねん。


さて、本日は久しぶりに精神的に気分がいい。
と言うのも、ここ半年ほど取り組んできた、
新刊書籍の原稿が、一応、終了したから。

一度、9月上旬に書き終えたものがイマイチで(笑)、
改めて手を入れることにして、さらに二ヵ月。
ようやく、一応の決着を見た、いや決着をつけた。

原稿が終わったばかりで、今は躁状態だけれど、
しばらくすれば、また冷静になることでしょう。

そのときに改めて読み直してみて、少しでも
合格点に近づいてるといいのだけれど、はたして?

順調にいけば、来年2月に発売予定です。
改めて、経過をご報告します!

で、来年6月には、続けて新刊を発売します!
こちらは、雑誌連載に大幅加筆をして描きます。

来年の準備もいろいろと進んでいます。
このブログも、マメに更新するようにします。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
取り急ぎ、生存&健康のご連絡まで。







shozf5 at 19:22|Permalinkこの記事をクリップ!ボーッとしながら考える 

2011年11月23日

立川談志と由利徹、そして赤塚不二夫……

‎15年ほど前、あるパーティーのこと。

立川談志と由利徹のケンカを、
赤塚不二夫と山本晋也が仲裁するという、
何とも贅沢な場面に遭遇したことがある。

たまたま同席していた和田誠さんと、
「スゴイものを見たねぇ」と、
和田さんとは初対面にもかかわらず盛り上がった。

ケンカの原因? もちろん、「芸談」でした。
談志師も由利徹氏も、ともにカッコよかった。
赤塚さんも亡くなっちゃった、寂しいな……。

shozf5 at 21:34|Permalinkこの記事をクリップ!ボーッとしながら考える 

2011年11月07日

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』、衝撃のラスト!!

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
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最近、自宅でゆっくりする時間がなくて、
なかなか読み進められなかったけれど、
時間のあるときに手に取り、
昨晩、ようやく読み終えたのがこの本。


『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』


700ページを超える大書でありながら、
最後まで飽きることなく読むことができた。

第10章「東條英機を暗殺せよ」辺りから物語が躍動し始め、
以降、エリオ・グレイシーとの死闘、力道山、大山倍達の登場、
そして、第28章「木村政彦vs力道山」を一つのクライマックスに、
最終章である第32章まで、興奮しながら読んだ。

しかし、ラスト一ページでの「衝撃告白」!!
ネタばれになるから、ここでは書かない。

最後の最後に大爆弾を仕掛けられたけど、
ここに書かれていることは本当なのかな?

あまりにも衝撃的過ぎて、にわかには信じられなかった。
もし本当のことだとしたら、このテーマだけで一冊書いてほしいな。




shozf5 at 10:54|Permalinkこの記事をクリップ!映画、音楽、そして本 

2011年10月28日

明日は、高橋ユニオンズOB会だ!

2010ユニオンズOB会

『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』が発売されて約一ヵ月。
いろいろな方にご感想をいただき、本当に感謝しています。

さて、明日は一年に一度の高橋ユニオンズOB会
僕は一昨年の09年から参加させてもらっているけれど、
明日も、もちろん参加させていただく予定。

ここんとこ、ちょっと体調が悪かったけれど、
明日は万難を排して、参加するつもり。
そして、無事に出版できたお礼を改めて言いたい。

そして、編集部に作ってもらった「ユニオンズTシャツ」を着て、
ぜひ、みんなで記念撮影をしたい。

今年もお二人のOBが亡くなられてしまったけれど、
お二人を追悼しながら、思い出話をぜひ拝聴したいと思う。

明日が楽しみで仕方がない。


最弱球団 高橋ユニオンズ青春記最弱球団 高橋ユニオンズ青春記
著者:長谷川 晶一
白夜書房(2011-09-21)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


shozf5 at 19:52|Permalinkこの記事をクリップ!『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』関連 

2011年10月27日

『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』書評です!!

諸事情あって、自宅にいる時間が少なく、
何だか、気ぜわしい日々を過ごしている。

とは言え、この間、地味に原稿を書き続け、
来春発売の新刊もいいペースで進んでいる。

その一方で、先月発売した
『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』
余韻も、まだまだ噛みしめているところ。

最弱球団 高橋ユニオンズ青春記
最弱球団 高橋ユニオンズ青春記
クチコミを見る


本書は、いろいろなところでご紹介いただいている。

先週はTBSラジオで取り上げられて、
今朝もCBCラジオでご紹介いただいたとのこと。
その他、書評としてもいくつか取り上げていただいている。

ということで、以下四つご紹介します。
ぜひ、ご覧いただければ幸いです。


ノンフィクションはこれを読め!「HONZ」


「エキレビ」


「NEWSポストセブン」


「熊式。」


ホントにありがたいことです。ぜひ、ご覧ください!!

今後も、更新頻度は落ちると思うけど、
ボチボチ更新していきます。よろしくお願いいたします。




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2011年10月15日

太平洋クラブライオンズ、そしてクラウンライターライオンズ!!  ――二番煎じと言わないで(笑)――

太平洋クラブライオンズ集合

高橋ユニオンズの物語を書こうと取材、執筆を続けている間、
ひそかに、気になり続けた球団があった。

それが、クラウンライターライオンズだった。
このチームは昭和52年と53年の二年間だけの幻のチーム。

拙著『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』で触れたように、
高橋ユニオンズは昭和29年から31年までの、
わずか三年間だけ存続したチームだった。

しかし、年数だけを見れば、クラウンライターライオンズの方が短い。
このチームが存在していた頃、僕は7歳から8歳の時期。

当時はパ・リーグの情報が少なかったし、
僕自身はヤクルトファンだったため、
このチームのことはかすかに記憶に残っている程度だった。

でも、高橋ユニオンズの物語を書いている間、
このクラウンライターライオンズが気になって仕方がなかった。

……そして、ユニオンズ書籍発売からしばらく経った今、
次なるテーマとして、このチームを取り上げてみようかな、
そんな思いが芽生え始めている。

ということで、当時の資料や関連書籍を片っ端から集めてみた。
それらを読んでいて、感じたことがある。

クラウンライターの二年間を語るには、
その前身の太平洋クラブライオンズから、
いや、さらにその前身の西鉄ライオンズの末期から、
きちんと検証する必要があるのではないか、
そう考えるようになった。


上に掲げた写真は太平洋クラブライオンズの集合写真。
薄いワインカラーという驚きのカラーリングに加え、
背番号ならぬ胸番号という斬新なデザイン!!

写真には、現阪神監督の真弓や名球会投手の東尾、
さらに若菜や基など、僕が現役時代を知っている選手もいる。

ユニオンズと比べれば、はるかに資料も多いし、
当時を知る方も、ほとんどが健在だ。

ユニオンズ執筆時に感じていたジレンマ、

「もう少し誰かが早く取材していれば、
もっといろんな話があったはずなのに……」


そんな悩みも、このチームならば少ないことだろう。

これから、来年にかけて本格的に取材してみよう。
ユニオンズのときに味わった燃えるような興奮と感動が、
太平洋とクラウンライターでも感じることができるだろうか?

お楽しみは、まさにこれからだ!







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2011年10月14日

「スポーツと靖国神社」を見て……

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昨日、午前中の打ち合わせが終わり、二時間ほど時間が空いた。
そこで、そのまま電車に飛び乗り、靖国神社へ出かけた。

目的は23日まで開催されている「スポーツと靖国神社」を見るため。
副題に「スポーツと共に生きた英霊たち」とあるように、
戦火に散ったスポーツ選手たちにまつわる特別展だった。

その前日にたまたま近くで取材をした際に、
このイベントが開催されていることを知り、

「今度時間があるときに、ちゃんと見たいなぁ」

と思ったものの、開催時期が23日までということもあり、

「意識しない限り、“今度”は永遠にやってこない」

そう思い直して、まさかの二日続けての靖国参拝となった。
たとえ二日続けていったとしても、
僕は「私人」だから、何の問題もないのだ(笑)。

戦前のオリンピック選手から始まり、サッカー選手、
そして、野球選手など、個々の選手のプロフィール、
さらに、使用していた道具、表彰状やメダルなど、
さまざまな展示物が並べられていた。

それにしても、二十代前半で命を落とした人の多いこと。
彼ら、彼女らが戦地から家族にあてた手紙を読んでいると、
知らず知らずのうちに、涙が出てきて止まらなくなった。

実にあり来たりの感想で恐縮だけれど、
「平和であってこそのスポーツ」という、
シンプルな思いを、改めて突きつけられたような気がする。

そのまま、「遊就館」で併設されている常設展を見る。
大和の国の始まりから戦国時代、明治維新を経て、
西南戦争、日清、日露戦争、満州事変、大東亜戦争と、
日本の歴史がたっぷりと展示されていた。

展示の最後には「靖国の神々」と題されて、
家族にあてた英霊の遺書が展示されていた。

それらを丹念に読んでいると、さらに涙があふれ落ちる。
声を出さずに泣いていたつもりだったけれど、
鼻水だけはどうしようもなく、静かな館内で、
一人、ズルズルと汚い音を出し続けてしまった。

近くにいたおばあさんが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
もうヘンな精神状態だったので、その優しさにまた泣けた。
酔っているわけでもないのに、センチメンタルな40代……。

とにかく二時間ではまったく時間が足りず、
「今日の打ち合わせですけど一時間遅らせてください」と、
途中で、編集者に不躾な連絡をしてしまった。
結局、三時間、ここにいたけれどまったく時間は足りなかった。

帰宅後、打ち合わせを済まして、そのまま資料部屋に。
目的は以前読んだ本を引っ張り出すため。

で、ほどなくしてその本は見つかった。

新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論
新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論
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以前、この本を読んだときにも「英霊たちの言の葉」に感銘を受けた。
けれども、改めて読み直してみると、
よりリアルに本の内容が頭に入ってきた。

先にも述べたように、三時間ではまだまだ時間が足りなかった。
改めて、時間の余裕のあるときに再訪したい。




shozf5 at 17:04|Permalinkこの記事をクリップ!ボーッとしながら考える 

2011年10月13日

『1985年のクラッシュ・ギャルズ』とつかこうへい

1985年のクラッシュ・ギャルズ
1985年のクラッシュ・ギャルズ
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眠れない今朝方、ふと手にしたらあまりにも面白くて一気に読了。

女子プロレスにも、クラッシュ・ギャルズにも思い入れはないけれど、
アントニオ猪木ファンだった僕は毎週週刊プロレスを買っていた。

だから、1985年から95年ぐらいの女子プロレス界については、
リアルタイムで知っていたし、女子プロ対抗戦も何試合か、
会場で見たことがあるので懐かしく読んだ。

個人的に思い入れのある、故つかこうへい氏も登場する。

つかこうへいは長与千種と出会い、彼女に惚れ込み、
長与を主演にして『リング・リングリング』を上演する。

長与がつかさんの稽古場に初めて訪れた場面。
以下、本文中からいかにも「らしい」場面を引用。


まもなく劇作家は驚愕した。
素人女優が、自分にもたれかかって眠っていたからだ。
稽古の後、全員で焼き肉店に行った。
「俺はこいつを信じたね」
つかこうへいがいきなりこう切り出したから、
今度は千種が驚いた。
「俺に寄りかかって居眠りしたヤツなんか、いままでにいたか?
こういう女が信用できるんだよ」



まさに、つかさんらしいセリフだ。
生前のつかさんと呑んだときのことがよみがえってくる。

また、以下のつかさんによる「女子プロ評」もいかにも「らしい」。


「風呂で寝てしまい、我が子を溺死させた母親がいる。
母乳を与えながらうたた寝して、
我が子を窒息死させた母親がいる。
そういうヤツは一生上を向いて歩いたりはしない。
でも俺は、お前たち女子プロレスラーだったら、
そういうヤツらにも力を与えることができるような気がするんだよ。
女子プロレスってなんだ?
普通若い女はおしゃれをしているのに、
お前たちは水着一丁で股ぐらを開いている。
チャンピオンベルトといったって、ただのメッキだろ?
俺はいままで女子プロレスを知らなくて、
ちょっとだけ見せてもらったけど、あんな若さで、
水着一丁で肌をさらしてぶつかっていく姿は、
まるで天に向かうひまわりみたいだな」



まるで天に向かうひまわり!


つかさんのレトリックはいつも優しく温かい。

以前、このブログでも書いたけれど、
僕がつかさんから聞いたのは、内縁の夫と結ばれたいから、
実の娘の入浴中に火を放って殺した母についてだった。

思春期の娘なので、入浴中であれば、
裸で逃げることが恥ずかしく、
逃げ遅れるだろうと考えた母の仕業だった。


「どこまで人は鬼になれるんだ!」


と、酔った直木賞作家は、つぶやくように言い放った。
その姿は、今でも忘れられない……。



本書で参考になったのは、物語の「結構」。

長与千種の章、ライオネス飛鳥の章に加えて、
当時、女子プロに熱狂したファンの一人称で語られる章、
この「三者の章」のコンビネーションが心地よかった。

「ファンの章」が入ることで、それまでの章の再確認ができ、
同時に冷静な視点を呼び起こしつつ、読者を焦らす効果があった。

ノンフィクションにはまだまだいろんな可能性があるな、と
勉強不足の僕は、痛感した次第。オススメします!








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2011年10月05日

『ライオンズ・クラシック2008−2011』が届いた!

DSC_0087

昨日、かなり大きな宅急便が自宅に届いた。
差出人は「ベースボール・マガジン社」。

(……さて、なんだろう?)

ベーマガ社には連載で原稿を書かせてもらっているけど、
これだけ大きな荷物が届く心当たりはない。
ということで、期待しながら開封してみて驚いた。

中には、トレーディングカードバインダーと
『スポーツカード・マガジン』最新号が入っていた。

それで、ようやく気がついた。

(……あぁ、あのカードか……

実は先日、面識のない方から連絡をいただいた。

「●●選手のカードを作りたいのですが、連絡先がわからないので、
 もし可能でしたら、教えていただけませんか?」


それは、戦前のプロ野球草創期から活躍し、
高橋ユニオンズにも在籍した小田野柏氏のカード制作依頼だった。

そこで、小田野氏に確認を取り、本人の許可を得た上で、
カード担当者に小田野氏の連絡先を伝えた。


……僕がかかわったのはそれだけだった。


そして今週、「カードができましたのでお送りします」と連絡をもらった。
てっきり、小田野氏のカードだけが送られてくるものだと思っていた。

それが、レギュラーカードのフルコンプ、しかもバインダー入り!

一時期、カードコレクションに熱中し、
今でもバインダーだけで10冊ぐらいは保管してある。

ということで、ありがたく頂戴することにした。
何だかとっても嬉しくて、昨晩はずっとこれを手元に置いて、
気がつけば、バインダーのページを繰っていた(笑)。






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2011年10月02日

「モー娘。」と「ドリムス。」コンサートへ!

ドリーム モーニング娘。 コンサートツアー2011春の舞 ~卒業生DE再結成~ [DVD]
ドリーム モーニング娘。 コンサートツアー2011春の舞 ~卒業生DE再結成~ [DVD]
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一昨日(30日)は、日本武道館・モーニング娘。コンサートへ。
この日は、高橋愛の卒業公演だった。

これまでに卒業していったOGたちの「卒業コンサート」DVDは、
今までに何本も見てきたけれど、生で見るのは今回が初めて。

特別、高橋愛に深い思い入れがあるわけではないけれど、
メンバー個々人からの惜別の辞、本人のラストメッセージは、
さすがに感動的なシーンの連続で、卒業公演ならでは。
「とっても、いいものを見たな」という感じで会場を後にした。


そして今日は、中野サンプラザでドリーム モーニング娘。コンサート
僕の座った席の周りには、メンバーと共演している芸人や、
女装家として人気の某氏、別のおネエ系タレント、
さらには某誌のモデルたちが居並び華やかな雰囲気だった。

で、現役「モー娘。」と違って、「ドリムス。」には、
現在各メンバーにインタビューを行っている最中なので、
もちろん過去の曲も、最新アルバムの曲も聞きこんでいるから
本日のセットリストは全部知っている曲ばかりだった。

以前にインタビューしたメンバーには取材時の思い出が、
これからインタビューするメンバーには、今後の質問事項が、
頭に浮かびながら、コンサートを見たけど、とても楽しかった。


それにしても……。


春のツアーを見た際にも感じたことだけど、
『LOVEマシーン』『恋愛レボリューション21』があれば、
どこの会場でも、鉄板で盛り上がることは間違いない。

この二曲だけで、この人たちは一生食べていけるのではないか?

それが錯覚、誤解であるということは、
メンバーたちのインタビューを通じてわかっているけれど、
それでも、ついついそう感じてしまうほど、今日も盛り上がった。

彼女たちが40代になり、50代になっても、
そして、ダンスの負担を軽減させていってもいいので、
ぜひこの曲だけは歌い続けていってほしい。
そんなことを感じながら、中野サンプラザを後にした。


……それにしても、自宅まで徒歩一分はホントにラクだ(笑)。






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2011年10月01日

『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』制作日誌、更新しました!

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『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』制作日誌、更新しました!

今回は、正式入団からわずか三週間でチームが解散。
一試合も出場することのなかった当時19歳の少年。
現在、74歳になった西本道則氏から届いた手紙について書きました。

「発売から10日後、1通の手紙が届いた……」

よかったら、ぜひご覧ください!



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2011年09月29日

きれいな日本語にあいたくて……〜『日本のコピーベスト500』を読んで〜

日本のコピーベスト500
日本のコピーベスト500
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最近、時間ばかりあるので(笑)、古い本ばかり読んでいる。
『堕落論』など、坂口安吾を手にしたのは20年ぶりぐらい。
太宰治『人間失格』なんて、ストーリーもすっかり忘れてた。

近現代の日本文学ばかり読んでいたら、
何だか無性に「新しい言葉」に触れたくなった。
で、深夜までやってる本屋で見つけたのがこの本。

日本を代表する(と言われている)10名のコピーライター、
CMプランナーたちが投票して選ばれたベスト500を一挙紹介。

アマゾンのレビューにも書かれているけれど、
時代性を強く反映するCMコピーなのに、
それが登場した時代がいつなのか、
まったく判然としないという欠点はあるものの、
それでも、コピーの持つ強さや美しさは堪能できた。

それにしても(おそらく)80年代の糸井重里氏の仕事はすごい。
質量ともに、現在につながる地平をさまざまに開拓している。
と言いつつ、お気に入りは糸井以外のものが多かったけど。

僕が気に入ったのは、眞木準氏のものが多かった。
以下、三点だけ、ご紹介。


「四十歳は、二度目のハタチ」(伊勢丹)


「恋が着せ、愛が脱がせる」(伊勢丹)


「十歳にして
 愛を知った」(ライオンファイル)



でも、やっぱり開高健がとっても印象に残った。


「バスが来た。トリスを飲む。
 山が見えた。トリスを飲む。
 川があった。トリスを飲む。
 女が笑った。トリスを飲む。
 灯がついた。トリスを飲む。
 課長が転んだ。トリスを飲む。
 目がさめた! 家にいた!」(サントリー・トリス)



さて、次は何の本を読みましょうか?








shozf5 at 16:34|Permalinkこの記事をクリップ!映画、音楽、そして本 

『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』制作日誌、更新しました!!

田村満氏 (2)

『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』制作日誌、更新しました!!

今回は、「1イニング7与四球」というワースト記録を作った、
ある投手に取材した際の出来事を書きました。


「ワースト記録とともに生きる日々……」


よかったら、ぜひご覧ください!


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2011年09月26日

『プロ野球[外国人選手]大事典』を読んだ!

野球小僧remix プロ野球[外国人選手]大事典 (白夜ムック)
野球小僧remix プロ野球[外国人選手]大事典 (白夜ムック)
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先日、『プロ野球[外国人選手]大事典』が届いた。

僕も少しだけ原稿を書かせてもらっているのだけれど、
このシリーズは、[80年代]編、[90年代]編、[メジャーリーグ]編が、
これまで刊行されているが、そのどれもが面白い。

基本的に見開き2P(長くても4P)ワンテーマなので、
まさに辞典感覚で、興味のあるところからサクサク読めるのがいい。
で、期待して手にした[外国人選手]編も、やっぱり面白かった。

子どもの頃、丹念に読んでいた『週刊ベースボール』や、
毎晩欠かさず見ていた『プロ野球ニュース』で知った知識は、
大人になっても忘れないし、たとえ忘れたとしてもすぐによみがえる。
この本を手にしながら、そんなことを考えた。

ヤクルトファンとしては、久しぶりに見る「暗黒ガイジン」の名前が、
とても懐かしくもあり、とても切なくもあり、複雑な心境だった。
パラーゾデントン(デントナではない!)、懐かしい〜。

そして、あぁ、アイケルバーガー……。
読者アンケートによる「記憶に残る外国人」で20位だったのも笑える。
ヤクルトファン芸人ゆっていは、アイケルバーガーを1位にしてた!

彼の本名が、ホアン・タイロン・アイケルバーガーというのも、
本書を読んで、22年ぶりに思い出した、どうでもいい事実(笑)。

30代以上の人なら楽しんで読めると思う、オススメです!


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2011年09月25日

三度目の『象が空を』、そして、蒼き独白……

夕陽が眼にしみる―象が空を〈1〉 (文春文庫)
夕陽が眼にしみる―象が空を〈1〉 (文春文庫)
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最近、とみに眠りが浅い。だから呑む。
5時頃まで呑んで、床に就いても昼前には起きてしまう。

今週、新刊が発売されたばかりだし、
本来なら次の本も執筆を終えている予定だったから、
元々、この時期は遅い夏休みとしてどこか海外に行こうと思っていた。
でも、原稿を書き直すことにしたため、旅行は取りやめた。

だから、仕事は特別忙しいわけじゃない。
だったら、すぐに書き直す作業に取りかかればいいものを、
まったく筆が進まない。
というより、何を書けばいいのかまったくわからない。

だから、ついつい呑んでしまう。
これはアルコール依存症の初期段階なのだろう。

先週は、新刊発売記念として、いろいろな人に祝福されて呑んだ。
元々、酒好きだし、酒癖が悪い方ではないと自認しているけれど、
みんなと別れて一人になると、突然、投げやりな思いになってくる。

元来、湿っぽい酒は嫌いだし、愚痴まみれの人と呑むのは嫌い。
なのに、一人になると、どうもそんな心境に支配されてばかり。


……病んでるね(笑)。


積極的に人に会いに行くのも億劫だし、
映画を見るために人混みに出るのも面倒で、
それでも、酒場と神宮球場にだけは一人で出かけて。

そんな感じでここ数週間を過ごし、
きっと、これから数週間もそんな感じなんだろう。


さて、病み病みの前置きはこれぐらいにして、ようやく本題。

呑みに出る以外、外に出るのが億劫なので、
何も書けない代わりに、何かのヒントを探すべく、
古い蔵書ばかり読み続けている。

特に、最近立て続けに読んでいるのが沢木耕太郎の作品群。
その中でも印象に残ったのは、『路上の視野』『象が空を』

この2作品は、いずれも氏のエッセイを集めたもので、
映画や書物の感想、日々の雑感、旅の断片に加えて、
「なぜ書くのか?」「どう書くのか?」が率直に書かれている。

僕がこれらの本を読むのは、今回が3回目。
いずれも最初に読んだのは学生の時期。
『路上の〜』は高校生の頃、『象が〜』は大学生の頃。

2度目に読んだのは、いずれも2003年の夏。

このとき、僕は会社を辞めた。
目の前に広がる膨大な時間に喜びと怖れを感じつつ、
ニューヨークや韓国、沖縄に旅立ち、
カバンの中に、沢木氏の著作を入れて旅先で読んだ。

そして、今回が3回目。

前回読んだ際に、僕はさまざまな付箋を貼っていた。
その個所はいずれも、ノンフィクションライターとしての氏が、
日頃、心がけていること、腐心していることばかりだった。


それはたとえば、こんな個所だ。

インタヴューには、相手の知っていることばかりでなく、
「知らないこと」まで喋ってもらうという側面が明きらかに存在する。
そんなことをいうと、知らないことなど喋れるはずがない、
と反論されるかもしれない。

だが、質問を投げかけられることで、
その人が自分でも意識していなかったことを
自身の内部に発見して喋ったり、
思いがけないことを口走ったりするということは、
必ずしも稀なことではないのである。



あるいは、「本来、人はインタヴューに応じなくてもいいのだ」という
指摘をしている、こんな個所もある。

会ってくれなくて当然、かりに会ってくれたとしても、
すべてのことに誠実に喋ってくれなくても当然なのだ。

しかし、にもかかわらずインタヴューに応じてくれる人たちがいて、
思いがけないほど深い反応を示してくれる人たちがいる。

それは恐らく、インタヴュアーの背負っているメディアの力以上に、
インタヴュアーの、その人を、その事件を、
理解しつくしたいという情熱に感応するためではないかと思うのだ。



さて、今回。

以前は付箋をつけなかったけれど、印象的な一文に出合った。
これこそ、僕が現在悩んでいたことだった。

それまでのルポルタージュに不満を抱いていた沢木は、
その原因が、書き手の顔が見えないこと、
つまり書き手である「私」がどんな人間なのか、
その事象を前にしたときに、笑顔のか渋面なのか、
そうしたことがはっきりと伝わらないからだと気づく。

そして、目指したのが以下のスタイルであり、
やがては、そのスタイルからの卒業だった。

私は、文章の中の生き生きとした「私」の獲得に全力を注いだあげく、
やがてその「私」に中毒するようになり、
今度はいかにこの「私」から脱していくかに
腐心せざるを得なくなった。



僕は今、書き直しに直面しているこの作品において、
「生き生きとした私」を描くか、それとも消し去るか、
まったく立ち位置を決めかねている。

いや、それぞれの方法論について、何の手立てもないまま、
呆然と立ち尽くしている状況にあるのが本当のところだ。


再び、沢木氏の2冊の本を持って、どこかに旅に出ようか?


2冊とも500ページを超える厚い本なので、
それぞれ3冊ずつに分けられている文庫版を買うことにした。

新刊はもう販売されていなかったので、
古書をアマゾンで買うことにした。明日にでも届くはずだ。

おそらく、現実的には旅に出ることはないけれど、
それでも、フリーになった当初のように、久しぶりに、

「オレは何者にでもなれるし、何者にもなれないかもしれない」

そんな蒼い気持ちを思い返す、心の旅には出てみたい。



shozf5 at 22:37|Permalinkこの記事をクリップ!映画、音楽、そして本 

2011年09月24日

『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』制作日誌更新しました!!

小田野柏氏手帳

『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』制作日誌、更新しました!!

「古い手帳から教えられたこと……」

よかったら、ぜひご覧ください!!



shozf5 at 19:31|Permalinkこの記事をクリップ!『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』関連 

2011年09月22日

追加取材第一弾は、槙原寛己氏インタビュー!!

槙原寛己の詫び状・感謝状

昨日は、拙著『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』の発売日。
とは言え、浮かれてばかりにもいかず、
発売延期が決定した次回作の取材に台風の中、青山に。

目的は、元ジャイアンツの三本柱の一角、槙原寛己氏取材

次回作の主人公は、ジャイアンツとともに40数年を過ごした、
元マネージャーの目から見た、ジャイアンツ&団塊世代&日本、日本人!!

自分としても、何とも壮大なテーマを掲げ、一応、脱稿したものの、
気合が空回りというか、看板倒れというか、
要するに面白くもなんともない出来となってしまった……。

ということで、発売を来春にずらすことにして、
追加取材を施して、全面的に再構成することにした。
心機一転の第一弾取材として、槙原氏に会いに出かけた次第。


94年5月18日、彼は完全試合を達成する。


この日の2日前に門限破りで「外出禁止1ヵ月」の
ペナルティを受けていた槙原は、試合前に、
「外出禁止1ヵ月は納得いかない」と申し出て、
見事に完全試合を達成し、ペナルティ解除となった。


時が流れて2001年9月30日。
この日、槙原は現役を引退する。


現役最終日のこの日、彼は、
完全試合のスコアブックのコピーに次のようにしたためる。


「門限破り二日後、迷惑おかけしました。
 ありがとうございました。槙原」
 ※上記の写真がそれ!!


今回の本の主人公は、槙原にペナルティを与えた人物でもある。
現役最終日に、槙原は詫び状兼感謝状を、彼に渡したのだった。


昨日は、この辺りのエピソードを中心に、
「選手から見た彼の印象」について語ってもらった。

想像通りの一面もあれば、意外な一面もあった。
いずれにしても、追加取材をした意味は十分あったと思う。

まだまだ、再構成の道は始まったばかり。
けれども、シーズン中ゆえに取材できなかった、
あの人やこの人など、追加取材を行いたい人はたくさんいる。

彼らの話をできるだけ加えて、より多面的で、
より中身の濃い物語を作っていきたいと思う。





shozf5 at 15:09|Permalinkこの記事をクリップ!取材・インタビュー…… 

2011年09月21日

『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』PV完成しました!



本日21日、拙著『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』発売です。
ということで、先日完成したネットCM用のPVを公開します!

企画を思いついてから、取材開始、雑誌連載、
そして書籍化決定後の追加取材&大幅加筆。
出版社や編集者の人たちから多くの激励を受けたこと。
そのすべての行程にさまざまな思い出がいっぱいあります。

取材を通じて知り合った70代後半〜80代の元選手たち。
みな「それぞれのその後」を生きつつ、
約60年前の青春の日々を熱く語ってくれました。

執筆中に亡くなってしまった方もいます。
妻に先立たれ、施設に入った方もいます。

完全に歴史に埋もれてしまった高橋ユニオンズというチームを、
何とかきちんと掘り起こすことができないか、
目の前のご老人達の青春を描くことができないか。

そんな思いで書き上げた一冊です。
ホントに地味なテーマかもしれません。
……いや、地味なテーマです(笑)。

それでも、ぜひお手に取っていただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

最弱球団 高橋ユニオンズ青春記
最弱球団 高橋ユニオンズ青春記
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shozf5 at 00:00|Permalinkこの記事をクリップ!『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』関連 

2011年09月20日

『女子かしまし物語』で、爽快な目覚め(笑)


今朝は8時から、昨日の原稿の推敲作業しようと思っていたら、
頭の中をモー娘。の『女子かしまし物語』がエンドレスで流れ続け、
結局、6時ぐらいに目が覚めてしまった。

最近、この曲ばかり聴いているからかな?
これだけ賑やかな曲が脳内を流れ続けてたら、
イヤでも目が覚める。

予定より早く起きたおかげで、9時前には推敲作業も一段落。

さぁ、午後から始めようと思っていた懸案の作業に取り掛かろうか。
今日は、地味に1日頑張ります!


shozf5 at 10:39|Permalinkこの記事をクリップ!執筆、執筆、執筆…… 
PROFILE
SHOICHI HASEGAWA 
1970年5月13日・東京生まれ。
ノンフィクション・ライター
日々、旅をして、人に出会い、
話を聞き、それを文章にする。
そんな日々の雑感です。
長文になると思います。

ちなみに、上の写真は、
モハメド・アリ@北朝鮮です!
(07年3月1日付参照のこと・笑)
shozf5@gmail.com


拙著、関連作品
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